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転職活動を上手く進めるためのカギはマインドにあり!

考え方・捉え方
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こんにちは。モウカクです。
今回は、転職活動に関わる話を綴ってみたいと思います。

多くのみなさんは過去に一度や二度、転職を考えたことがあるのではないでしょうか。
私は会社員時代に何度あったか分かりません(苦笑)

私自身が実際に転職活動に取り組んだことは過去2回です。
一度目は社会人4、5年目。20代後半から30歳手前の頃でした。この時は面接を受けた企業から内定もいただいたのですが、色々あり結局転職自体を思い留まりました。
二度目は社会人20年目を過ぎた頃。40歳を過ぎていました。当時在籍していた会社の方針と自身の考えが徐々に合わなくなり、自身のキャリアビジョンの限界を感じて転職活動に取り組んだのですが、結果は上手くいかず。その後、個人事業主の道を選んで独立、現在に至ります。

上述のように私自身の転職活動について、結果だけで考えれば誇れる成果はありません(苦笑)
そんなヤツが何を偉そうに書くんだ、と思われるかもしれませんが、お伝えできることがちゃんとあります。
それは、転職活動に取り組むうえでのマインドの持ち方です。

私は自身の転職活動で、このマインドの持ち方を知らないままに臨んでいました。
だから転職活動中に思うような成果が出なかったり、苦労してたんだな、と今なら良く理解できます。
自分が上手くいかなかったマインドや考え方をお話させていただくことで、「こういう感覚で転職活動に取り組むと苦労するかもよ」というのを、経験者(苦笑)の観点でお伝え出来たらと思います。

それではいきましょう。

この記事はこんな人に向けて書いています

・転職を考えていたり、これから転職活動を始めようとしている人
・転職活動が「上手くいかない」と日々思い悩んだり、落ち込んでいる人
・転職活動におけるマインドの持ち方を知りたい人

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「ネガティブな理由」での転職活動は苦労するって本当?

経験者の1人として書きますが、「本当」と断言出来ます。
先にも書きましたが、私自身は過去の転職活動で思うような結果が得られずに非常に苦労した経験があります。改めて振り返ると、その時は非常にネガティブなマインドで転職活動に臨んでいたな、と感じます。

ではなぜネガティブな理由での転職活動は苦労することになるのか。経験してみて感じた私なりの理由を以下で紹介したいと思います。

「自分でも出来そうなこと」で選択肢を考えてしまう

私が過去に転職活動を行ったきっかけは、いずれも会社の方針と自分の考えが合わなくなったことを契機に「今の仕事・職場がイヤでイヤで耐えられない。とにかく逃げ出したい」という思いが強くなったからでした。

当時は気付いていませんでしたが・・・改めて考えると、
「当時在籍していた仕事・職場から離れたい」ことが望んでいたことであり、「転職」を望んでいたかは分からないんですね。

ただ当時の私は

モウカク
モウカク

とにかく今の職場から逃げ出したい、ここから出てしまえば大丈夫だ!

と非常に後ろ向き一辺倒なマインドでした。
また、職場を離れたいと思う以上は、当然ながら別の仕事をしないと食べていけません。そこで転職活動を始めることになるのですが、その時に仕事探しをしていた基準が以下の考えでした。

モウカク
モウカク

自分でも出来そうな仕事を探そう・・・

これがよろしくなかったのです。
何がよろしくないのか。以下のようなことに繋がるからです。

・自身の「やりたい」ことではなく「出来そうな」ことにフォーカスしているので、可能性を自分で閉ざしている。
・「出来そう」ということで会社探しをしているので、必ずしも「その会社だから入りたい」わけではない。
・自身の「やりたい」ことが分からないまま転職活動をしているので、仮に転職出来たとしても似たような問題や不満を抱く可能性が高い。これを繰り返すといわゆるジョブホッパーになるリスクがある。

私自身の実体験から感じたことを、具体例として次の項でさらに書いていきます。

「自分でも出来ること」という姿勢は相手に見透かされている!

上記で書いた、「自分でも出来そう」という姿勢は、相手方にはしっかりと伝わっているものです。
私が転職活動をしている時に受けた面接の中で、何度か面接官から聞かれたことがあります。

面接官
面接官

モウカクさんは、ウチの会社で何が出来ますか?

転職面接ではわりかし定番の質問です。
私は「キタ――(゚∀゚)――!!」と歓喜し、意気揚々と自分のこれまでの実績や強みをアピールしていました。
そして、もれなく不採用を意味するお祈りメールやお祈り通知が届いていたのです。
当時は「何で分かってもらえないんだ!」と不満爆発でしたが、今考えれば、ここでの落とし穴に気付いていませんでした。

どういうことか。
当時の私は企業側の質問の意図を正しく理解していなかったのです。
上記の質問で企業側が本当に聞きたいことは、以下の内容なのです。

面接官
面接官

モウカクさんはウチの会社の商品・コンテンツを現状どうイメージしていて、売上増・発展のためにどういうアクションプランをもっているのか聞かせてください。

私は転職活動を終えてから大分経ってからこの事に気付きました。なぜ気付いたのかと言うと、以前勤めていたイベント運営会社でイベントスタッフの採用に自分自身が長年携わっていたからです。
当時どういう人をスタッフとして採用していたかというと、以下の基準です。

モウカク
モウカク

「当該イベントの趣旨をきちんと理解し、イベントの成功かつ主催者のブランドイメージの向上のために一緒に知恵を出して動ける人」


私がイベントスタッフの採用に携わっていた時、「自分の出来ること、強み」のアピールに特化していた人は採用を
見送っていました。

過去実際にあった例をあげましょう。あるイベントでのイベント進行役を募集したときのことです。
募集人数は1人。最終的に2人まで絞って面接を行い、各々に改めてアピールをしてもらいました。

Aさん
Aさん

イベントスタッフの経験は豊富です。進行役とか試験監督員は50回以上の経験があるので、誰にも負けないですしスムーズにこなせる自信があります。

Bさん
Bさん

イベントスタッフの経験はほとんどないです。ただ当該イベントの趣旨に共感したので、イベントが今後も継続出来るためのお手伝いをしたいと思い応募しました。前職は企画営業でしたので、事前説明や来場者の席案内などで丁寧な対応は可能です。また、例えばですがイベント当日に○○、▲▲といったことをしてみるのも面白いかなと思います。最初は色々ご迷惑かけるかもしれませんが、全力で頑張ります。

結論、私達が採用したのはBさんでした。
中には、「Aさんの方が即戦力になるのでは?」と思われた方もいるかもしれません。私達の両者の対する評価は以下の通りでした。

Aさん:自分の出来ることをプレゼン
Bさん:自分の経験や強みを主催者のコンテンツに落とし込んで、自分が出来ることをプレゼン

単純なイベントスタッフとしての即戦力であればおそらくAさんに軍配があがるでしょう。
しかし、「一緒にやっていきたい」と思わせてくれたのはBさんの方でした。アクションプランの言及もあり、熱意を感じれたからです。Aさんにはそこまでの熱意は感じられませんでした。言い方を変えれば「ウチだから応募したのではなく、自分が出来そうなことだから応募してきたのだな」と感じたのです。

自分が過去に採用側での経験があったのに、自身の転職活動時にはそんなことはすっかり忘れて自分の出来ることアピールに終始する始末・・・
これではなかなか良い結果をいただけるはずもないですよね。

長々書いてしまいましたが、要は「自分の出来ること」だけをアピールすることに終始していると、その思惑は企業側には思っている以上に見透かされており、良い結果には繋がりにくくなる可能性が高いgということです。

そこで「ウチの会社で何が出来ますか?」という質問には、、、
「その会社に入って、自分は何がしたいのか」という観点で考えて答えるようにしましょう。

その会社に本気で入りたいなら、必ず答えられる質問です。
逆に答えられないようなら、その会社は本気で入りたい会社ではない
、ということになります。

私自身は「その会社で何がしたいか」ということにちゃんと向き合うことをしませんでした。
「自分の出来ること」のアピールに固執し続け、その結果非常に苦労しました。
ここまで読んでくださったみなさんは、私と同じ轍を踏むことのないよう、ぜひ意識してみてください。

「自分の良さを生かし、前向きに取り組める仕事を!」と考えてみよう

上記で、私自身が転職活動時に苦労したことをマインドの観点からご紹介してきました。
では、どう考えれば良いのでしょうか。

「この仕事がイヤだから辞める」のを理由と考えない。
「自分の良さや伸び代は○○。それが今の会社で十分に発揮できないから転職するのだ」と考える
ことです。

転職したい、と考えるのには必ず理由があります。
そしてその大半は、会社や仕事に対しての「何らかの不満」ではないかと思います。
この不満をベースに転職への考えを膨らませてしまうと、どうしても理由がネガティブになってしまいます。

そこで、発想・視点を変えてみましょう。

「不満を感じているということは、自分は今の場所では現状輝けてないんだ。」
「自分が輝く場所はどこだろう。何をすれば自分は輝いているんだろう。」
「自分の良さは何だろう。自分の良さを生かせる仕事は何だろう。」
「自分のやりたいことは何だろう。チャレンジしてみたいことは何だろう。」

こう考えると、自ずと視野を広く考えることが出来るようになります。
私自身、転職活動中に中々良い結果が得られずに苦しみ続けていた時、改めて自分自身と向き合いました。

モウカク
モウカク

・面接でやりたいことを聞かれても、正直思い浮かばなかった。自分は本当にこの会社に入りたかったんだろうか?
・不採用通知をもらった時、悔しさと同時に安堵感もあった。本当は入りたいと思ってなかったのではないか?
・自分の良さって何だろうか。やりたいことはなんだろうか。

上記のようなことをひたすら自問自答した結果、

モウカク
モウカク

自分自身が経験してきたことをベースに、困難にぶつかっている人の糧になれるような仕事に携わりたい

との結論に至り、個人で独立して活動しています。

今は本当に充実しています。
もちろん上手くいくことばかりではありません。思うようにスケジュールが進まなかったり、顧客成約を逃したり、広報やマーケティングも試行錯誤の毎日・・・むしろ未だに失敗だらけ、上手くいかないことだらけです。
でも、その失敗から「じゃあここからどうしよう」と考えて立ち向かうのが意外と楽しかったりします。

モウカク
モウカク

「次は見てろよ!」
「必ず上手くいってやる!!」

こんな感覚で日々色々な失敗に向き合いながら仕事しています。

上記の感覚になれたのは、自分のスタイルややりたいこと、輝ける可能性を見つけたからだと思っています。
言い換えれば、自分自身の「伸び代」を感じ続けることが出来ているのです。
この状態だと「明日はもっと上手くなる」「もっと成長できる」「色々試そう」というポジティブなマインドなので、失敗だったとしても立ち直りが早いんですよね(ヘコみはしますが (;’∀’))

私の場合、やりたいことがたまたま個人独立という道と合致したワケですが、みなさんも「自身がやりたいこと」「自身の良さが生かせること」で仕事に取り組めると、日々充実して前向きに取り組めると思います。

その意味でも、転職を考えているみなさん。

「自分がやりたいこと」「自分が輝ける場所」「自分の良さが生かせること」

上記に挙げたことについて、是非自分自身と向き合うことをおススメします!
これが分かると、自分が「本当に入りたい会社・仕事」、「本当にやりたいこと」が見えてきますよ!
逆に、上記をおざなりにしたまま転職活動を始めると、かなりの確率で苦労することになるだろう、と経験者の観点から申し上げておきます。。。

それでは今回はこの辺で。長々お付き合いいただき、有難うございました m(__)m

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