Creepy Nutsさんの「のびしろ」を聴き、伸び代について本気で考える

こんにちは。モウカクです。
今回はタイトル通り、私達人間のもつ「伸び代」についてです。
Creepy Nutsさんの「のびしろ」という曲を聴いてとても共感し、個人的に「伸び代」について正直に思うことを書きたい！というほぼパッションのみで書き始めています（苦笑）

書くにあたって「伸び代とはなんだろうか」と私なりに本気で考えてはいますので、よろしければ最後までお付き合いください。

この記事はこんな人に向けて書いています

・「上手くいかない」と日々思い悩んだり、落ち込んでいる人
・「自分は才能やセンスがない」といったネガティブマインドになりやすい人
・毎日毎時間のように思い悩んでいる自分自身

「上手くいかない」と感じるのは自分自身に「期待している」から
自分自身が感じる明日や未来へのエネルギー＝「伸び代」

「上手くいかない」と感じるのは自分自身に「期待している」から

皆さんは毎日過ごしている中で、
「上手くいかなかったな」「もっとこうしたかった」とか思う事、ありませんか？

私は毎日毎時間のようにあります（苦笑）　例えば・・・

モウカク

「今日は朝6時に起きて仕事前に運動するつもりだったのに・・・」
「2時間集中して仕事する予定にしてたのに、1時間で集中切れてはかどらなかった・・・」
「今日1日スイーツ我慢するって決めたのに、誘惑に負けて食ってもうた・・・」
「今プレイしてる天穂のサクナヒメってゲーム、今日こそラスボス倒すはずだった・・・」

などなど。
こんなことを思うたびに、

モウカク

「何で自分は思った通りに事が進められないんだ・・・」
「決めたことが出来ない、情けないヤツだ・・・」
「自分にはセンス、才能がないのかもしれない・・・」

などのネガティブマインドが頭の中を駆け巡ります。自分で自分がイヤになりますよね。

しかし。私達が「上手くいかない」、「こうすれば良かった」と感じたり考えたりすることには、非常に重要なことを私達に教えてくれている側面もあるのです。

それは「自分自身に期待をしている」ということ。

私達は無意識のうちに自分自身に対して期待をしているのです。だからこそ、その期待値を下回るパフォーマンスだった時に「上手くいかない」、「こうすれば良かった」と落ち込んだり悔しい思いをしてしまうのです。
ただ面白いもので、私達は落ち込んだり悔しい思いをすると同時に、「次はどうすれば上手くできるか」を考えているものです。
それも、自分自身に期待しているが故の思考パターンだといえます。
少し考えてみてください。もし皆さんが自分自身に期待してなかったとしたら。何か物事に取り組んで結果が出た時にどう感じるでしょうか。

おそらく「何も感じない」と思います。
Aという物事に取り組み、A’という結果が出た。という事実を客観的に受け入れているだけではないでしょうか。
自分自身に期待をしていないので、上手くいった・上手くいかなかった・嬉しい・悔しいといった判断基準が自分の中に存在しないからです。

例えば、みなさんが以下のような状況に遭遇したとしたらどう感じるでしょうか。

学校のテストで0点を取った

会社での営業成績が部内でビリだった

会社の同期が皆出世して役職ついたのに、自分だけヒラのまま

おそらく、大方の人は「上手くいかなかった」、「悔しい」と感じると思います。
さらに「このままじゃ終われない」、「次は見てろよ」という思いに駆られる人も多いと思います。

これはまさに「自分自身に期待している」から。そう、誰よりも自分が一番自分自身に期待しているのです。
もし何も感じないとしたら、少なくともその分野については自分自身で期待していないということも同じ。
それではやりがいも感じられないですし、つまらないですよね。

「上手くいかない」「悔しい」と感じ、「次こそは…」と思えるから、明日や未来へのエネルギーが湧いてくるとも言えるのではないでしょうか。
そう考えると、「上手くいかない」「こうすれば良かった」と日々悶々とするのは、人生を生きるうえで必要なスパイスなのだと思います。

自分自身が感じる明日や未来へのエネルギー＝「伸び代」

上記の項で「上手くいかない」「悔しい」と感じることは明日や未来へのエネルギーへと転換できるものという話を書いてきました。
これは言い換えれば、私達自身の「伸び代」ともいえます。
個人的な見解ですが、人間は生涯かけて「自分自身の伸び代と向き合う」生き物なのだと考えています。

プロスポーツ選手を例に挙げましょう。
個々人によって差はありますが、大半の競技では一番パフォーマンスが発揮できる年代（適齢期）というのが言われています。そして適齢期を過ぎたあたりから、自身の肉体的な衰えなどと対峙しながら、自身のプロスポーツ選手としてのキャリアの見極めをしていくのだと思います。

この時に大事な判断要素となるのが「伸び代」なのです。
自身に伸び代を感じている限りは「まだまだやれる」というマインドになるでしょうから、自分自身が辞める理由がありません。（スポンサーが付かないなどの外的環境の問題はまた別ですが）
今は40代、50代でのプロスポーツ選手も増えてきています。そこに共通するのは「上手くできなかった」「こうすればもっと上手く出来るはず」という、自分への伸び代を未だ感じているからだと思います。

一方で、プロスポーツ選手としての伸び代は出し切った、として身を引く方も多数いらっしゃいます。
その方々はどうしているかといえば、自身の携わった競技の指導や普及に携わっていたり、全く別のジャンルへ挑戦していたりしますよね。
これは言い換えればプロスポーツ選手としての伸び代を自身で見極め、指導者・啓蒙活動・実業家・タレントなど、別の道で自身の伸び代と向き合っているのです。

これはプロスポーツ選手に限った話ではなく、私達の日常にも言えることです。
例えば、皆さんが会社で認められていないと感じて転職を考えている、としましょう。
これも皆さんが自分自身で「自分はこの会社では輝けない。もっと自分が輝ける方法があるはずだ！」と感じて期待しているからです。
ダイエットもそうです。「食事制限が上手くいかなかった、でも自分は痩せれるはず。じゃあ有酸素運動を始めて続けてみようか」など…
そう考えると、私達は生涯かけて自分自身の伸び代に期待しながら向きあい続け、挫折と歓喜を繰り返しながら日々を一生懸命に生き抜くのだと思えるのです。

最後に、冒頭でも書きましたが今回の記事を書こうと思ったきっかけは、先日たまたま音楽番組で観たCreepy Nutsさんの「のびしろ」を聴いて感銘を受けたからです。
恥ずかしながら初めて聴いた歌だったのですが、歌詞の内容が今の自分にはよう刺さる刺さる・・・
正直40半ばにもなると、自身の可能性やポテンシャル、それこそ「伸び代」ですね。それの天井を勝手に見定めてしまい、諦めが早くなりがちです。（自分自身が今とても痛感してます（苦笑））
ただ、そんなマインドをひっくり返してくれる、これまでの自分の歩んできた道や経験は全てこれからの自分の可能性に繋がっているんだ、と本気で思わせてくれた歌詞です。
是非、聴いてみてください！！

↓↓↓ Creepy Nutsさんの「のびしろ」MVです！ ↓↓↓