こんにちは。モウカクです。
本記事では、イベント運営スタッフの種類と役割についてもう少し深掘りして解説してみたいと思います。
私はイベント運営業界での勤務経歴が20年強あり、イベント運営の主催、責任者として100件以上のイベントに携わってきました。そこで、スタッフ別に「主催者側が求めているのはこういうこと」というアプローチを交えながら細かく説明してみたいと思います。
それではいきましょう!
試験監督員の概要
イベント進行役(司会・MC)と同様に当日の進行役を担いますが、イベントの性質が入学試験・資格試験・模試等のテスト時に特化したポジションとなります。
試験の遅滞ない進行のため、受験者に対して当日の流れを明確に説明しながら進行をしていく役割が求められます。
またイベント進行役(司会・MC)と同様、当日はフロントマンの立ち位置でもあるため、状況に応じて緊張感を醸し出し引き締めたりするなど、当日の空気感を作ることも求められます。
試験監督員は受験者と対面で接する機会が多い役割になるので、ある種、当該試験の権威付けの側面も担っていると言えるでしょう!
試験監督員 主な業務
それでは以下で、試験監督員の主な業務について解説していきましょう!
試験開始から終了までの説明、進行
当日の試験運営が問題なく実施できるよう、受験者に対して当日の流れを分かりやすく説明します。
また試験会場の状況に応じて、緊張感を醸し出す・緩和するなどの空気感を作り上げていきます。
試験実施中における受験者の状況把握、管理
当日の試験進行中に、受験者に何らかの問題(体調不良、他参加者とのトラブル等)が生じていないか、状況の把握に努めます。万一、何らかの問題が発生した場合は、イベント(会場)責任者に速やかに状況報告を行い、イベント(会場)責任者の指示に従って必要な対応を行います。
受験者からの質問対応
当日の試験進行中に、受験者から何らかの質問を受けた場合は対応を行います。
試験監督員自身で回答・対応可能な場合(業務マニュアルに対応方法が記載されている等)は、受験者に対して適切な回答・対応を行います。
試験監督員自身での回答・対応が難しい場合は、イベント(会場)責任者に速やかに状況報告のうえ、イベント(会場)責任者の指示に従って必要な回答・対応を行います。
試験監督員の服装
男性、女性ともに基本はスーツスタイルが望ましいです。
ヘアワックスや香水などは、無香料または微香性のものに留めたほうが望ましいです。
靴は革靴、動きやすいものが基本。ソールの音が鳴るタイプやヒールはNGです。(受験者からのクレームに繋がる可能性があるため)
試験監督員に求められるスキル
では続いて、試験監督員に求められるスキルについて解説していきます!
説明上手、プレゼン上手
イベント進行役(司会・MC)と同様、試験当日に受験者が当日の流れをきちんと把握できるよう、分かりやすくかつ正確に説明することが求められる立場です。
よって、説明上手・プレゼン上手なタイプが求められます。
空気を引き締めるリーダー気質のあるタイプ
試験監督員は当日の試験会場の状況に応じて、緊張感を醸し出して場を引き締めるなど、空気感を作っていくことが求められます。
よって、その場全体の状況を冷静に判断出来る能力、さらに状況に応じて空気を引き締めることが出来る、威厳のあるリーダー気質のあるタイプが求められます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、試験監督員の役割や求められるスキルなどについて解説してみました。
今回の記事をここまで読んでくださったみなさんの中で、
試験監督員、やってみたいかも
試験監督員は自分のタイプに合っているかも
と思われた方がいらっしゃれば、ぜひチャレンジしていただければと思います。
試験監督員は、試験当日のフロントマンとして試験実施を遅滞なく進行する必要があります。また、状況に応じて空気感を作り上げる役割も担うので、負担やプレッシャーは相当に大きいかもしれません。
ただ一方で、説明能力やプレゼン能力、また場全体を引っ張ることの出来る統率力など、身に付いたり鍛えられるスキルは他でも役にたつものばかりです。イベントやり遂げたあとの達成感や充実感も大きいですよ!
では今回はこの辺で。長々とお付き合いいただき有難うございました m(__)m
コメント