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会場内誘導員の役割・求められるスキル

イベント運営
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こんにちは。モウカクです。
本記事では、イベント運営スタッフの種類と役割についてもう少し深掘りして解説してみたいと思います。

私は過去にイベント運営会社での勤務経歴があり、イベント運営の主催、責任者として100件以上のイベントに携わってきました。そこで、スタッフ別に「主催者側が求めているのはこういうこと」というアプローチを交えながら細かく説明してみたいと思います。
それではいきましょう!

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会場内誘導員の概要

主にイベント会場内で、参加者が迷子にならず会場までたどり着けるよう誘導を行うポジションです。
イベントが開催される会場までの動線をイベント参加者に案内します。座席が予め指定されているイベントの場合は指定の座席まで案内をする、座席の指定がないイベントの場合は前詰めで座席を案内したり、空席を案内する役割を担います。また、イベント参加者からトイレなどの会場内施設を聞かれた際は誘導案内も担当します。
イベント参加者が会場内で不快な思いをすることのないよう、イベント参加者の動きに常に留意が必要となるポジションでもあります。

会場内誘導員 主な業務

イベント会場内の経路把握

当日のイベント会場について、必要となる館内経路・構内経路を明確に把握しておきます。
当日、会場が分からずに迷子になるイベント参加者の案内をしたり、館内施設の所在についてイベント参加者より質問を受ける可能性があります。その際に館内経路・構内経路の把握は必要不可欠となります。
イベント当日に必要となる館内施設の構造、所在、動線、避難経路などは事前に把握しておく必要があります。必要であればイベント主催者やイベント(会場)責任者と協議のうえ、イベント会場の事前下見を行います。

イベント参加者に対する会場案内、誘導

イベント当日は、会場に来場したイベント参加者に対して会場までの案内・誘導を行います。
会場がわからず迷っているイベント参加者への声かけはもちろん、必要に応じて自発的に会場へ向かうイベント参加者に対しても積極的に声かけを行い、会場案内・誘導を行います。
特にイベント開始時間直前はイベント参加者の来場が混み合うため、より積極的な声かけとスムーズな案内・誘導が必要となります。

イベント参加者からの質問対応

当日のイベント進行中に、イベント参加者から何らかの質問を受けた場合は対応を行います。
会場内誘導員自身で回答・対応可能な場合(業務マニュアルに対応方法が記載されている等)は、参加者に対して適切な回答・対応を行います。
会場内誘導員自身での回答・対応が難しい場合は、イベント(会場)責任者に速やかに状況報告のうえ、イベント(会場)責任者の指示に従って必要な回答・対応を行います。

イベント会場巡回

イベント進行中に会場内を巡回し、会場内で変わったことがないか、またイベント参加者の様子に変わったところがないかなどについて逐次確認し、イベント進行に支障が出ないように観察します。
万一変わった点を見つけた場合は、イベント(会場)責任者に速やかに状況報告のうえ、イベント(会場)責任者の指示に従って必要な回答・対応を行います。

会場内誘導員の服装


男性、女性ともに基本はスーツスタイルが望ましいですが、イベントの性質によってはその限りではありません。
野外イベントなどの場合は、ポロシャツ・スラックスなどのスタイルが望ましいこともあります。主催者の指示に従って準備しましょう。
ヘアワックスや香水などは、無香料または微香性のものに留めたほうが望ましいです。
靴は革靴、動きやすいものが基本ですが、静穏性の強いイベント(試験、講習、セミナーなど)では、ソールの音が鳴るタイプやヒールは止めた方がよいです。(来場者からのクレームに繋がる可能性があるため)

会場内誘導員に求められるスキル

全体を俯瞰で見ることが出来る視野

会場内誘導員は、当日来場するイベント参加者が会場内で迷子になることなくスムーズに会場に到着し、イベントを問題なく過ごせるように、イベント参加者の動線に常に注意する必要があります。
例えばトイレなどの会場内施設の場所が分からずに困っているイベント参加者が放置されることがあってはならないですし、緊急事態や不測の事態が発生した場合は、イベント会場から最短の避難経路を確保しイベント参加者に案内する役割が求められることになります。
よって、常に視野を広くもち、全体の状況を俯瞰で見ることが出来る能力が求められます。

空間把握能力

会場内誘導員は、当日来場するイベント参加者に対して会場内・構内の必要施設を正確に分かりやすく案内・誘導することが求められます。状況によっては現在地から必要施設までの最短動線、移動までの所要時間、代替案の経路、代替案時の所要時間などを求められることになります。
よって、会場内の空間を正確に把握出来る能力が求められます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
本記事では、会場内誘導員の役割や求められるスキルなどについて解説してみました。

今回の記事をここまで読んでくださったみなさんの中で、

会場内誘導員、やってみたいかも

会場内誘導員は自分のタイプに合っているかも

と思われた方がいらっしゃれば、ぜひチャレンジしていただければと思います。

会場内誘導員は、イベント参加者に対して会場内で迷うことがないよう案内し、またイベント進行中のイベント参加者の動線にも気を配る必要があるので、負担やプレッシャーは相当に大きいかもしれません。
ただ一方で、場全体を俯瞰で見る力、また正確な空間把握能力など、身に付いたり鍛えられるスキルは他でも役にたつものばかりです。イベントやり遂げたあとの達成感や充実感も大きいですよ!

では今回はこの辺で。長々とお付き合いいただき有難うございました m(__)m

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