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本気で舞台に向き合うということ ~梅谷心愛さんファーストコンサートから今後への期待~

考え方・捉え方
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こんにちは。モウカクです。
先日(2024年9月26日)、かめありリリオホール(東京都葛飾区)で開催された、梅谷心愛さんのファーストコンサートに初参戦させてもらい、そのパフォーマンス・ステージングに終始圧倒された私、モウカク。
コンサート終演後は、

モウカク
モウカク

・ファーストコンサートとは思えないパフォーマンスだなぁ・・・
・ステージング度胸が凄いわ・・・!

こんなことを思ったわけなのですが、、、あれから1週間ほど経過した今回、あの圧巻のパフォーマンスについて改めて振り返り、今後の活動について期待することなどについて個人的な思いを綴ってみたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。それではいきましょう。

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改めてファーストコンサートを観ての所感

まず始めに私自身の話で恐縮ですが、私は過去にイベント運営会社での勤務経歴があり、イベント運営のスタッフやMC、また主催・責任者として100件以上のイベントに携わってきました。
イベント運営経験者あるあるかもしれませんが、自分がイベント参加者の立場であってもイベント・公演進行中は以下のような視点にどうしても目が向いてしまいがちになります。

モウカク
モウカク

・演者のステージングがどうか。
・イベント参加者(観客)の満足度はどのような感じで推移しているか。
・イベント空間に問題点・異常点などはないか。

例えば、

モウカク
モウカク

・ライブ開演前のチケット捥ぎりのスタッフの態度はどうか。
・ライブ開演前・開演中の観客を誘導するスタッフの動線がどうか。
・ライブ中のカメラ撮影の動線が観客の邪魔になっていないか。
・入学試験や資格試験時の監督員・補助員の動線がどうか。
・イベント会場での案内の仕方が適切か。誘導員の配置場所は適切か。

などなど。もはや一種の職業病です(苦笑)
何が言いたいかというと、折角のイベント・コンサートであっても、気が付くとイベント開催側の視点で空間を見ていることが多いということです。(余談ですが、自分が資格試験などを受験する立場のときには割と致命的なんですよね…自分では集中しているつもりでも、気が付くと運営進行に問題ないかに視点が向くという・・・)

ただ、先日見させていただいた梅谷心愛さんのファーストコンサートに限って言わせてもらえば、上記で書いたような視点にはほぼ目が向かないほど、ステージング(特に眼力・表現力)に惹き込まれました。
そして過去記事のライブ参戦レポでも書かせてもらいましたが、「声量の凄さ・音の取り方・ステージ度胸、どの視点から見てもとても高次元であって、良質なものを見させてもらった」という感覚が強烈に残ったのです。、

素人の立場で数値化するのは失礼な話ですが、敢えて点数をつけさせてもらえば「100点」を付けます。
理由ですが、私自身が一応イベント運営の業界に長年携わっていたので、イベント・公演進行中における演者・スタッフの動線、イベント空間全体の空気感などは人並み以上には敏感であるつもりです。
手前味噌な物言いで大変恐縮ですが、その私がステージングに惹き込まれて他の視点にほぼ目が向かなかったというのはそれだけステージングに説得力があったことの裏返しではないかと、勝手に感じています。

ファーストコンサート当日、私は比較的後方の座席から見させてもらっていたのですが、1つ印象的だった場面がありました。
なにかというと、アンコールでのインターバル間のことです。本編が終わって私の周囲の方達は皆ぞろぞろと席を立って退場していきました。ここまでなら他のアーティストのコンサートでもまま見掛ける光景ではあるのですが、梅谷心愛さん本人がアンコールで登場した際に、一旦退場していた人達がぞろぞろと戻ってきたのです!
一旦退場した人達がぞろぞろと戻って来たというのは、私自身、イベント参加者としても、またイベント運営側としてもあまり見た事がありません。梅谷心愛さんご本人のステージングの素晴らしさが引き起こした現象だったのではないか、そう感じてなりません。

今後のパフォーマンス・ステージングに個人的に望むこと

「最高のパフォーマンス」の為に一切妥協しない姿勢

上の項でも書かせてもらいましたが、私はイベント運営に携わってきた経験があります。
今は色々なアーティストの皆さんやイベンター・プロモーターなどがYOUTUBEなどの動画コンテンツでイベントやコンサートの舞台裏などを配信されていることも多いですが、イベント運営経験者の身からすると非常にリアルに感じる部分が多いです。

イベント運営スタッフはスタッフなりの視点で、演者がベストパフォーマンスをするにはどうあるのが最善かを考えて準備を進めるわけですが、演者側との意見の相違というのは往々にして出てきます。
その場合、演者側と運営スタッフ側でそれこそ開場時間ギリギリまで喧々諤々と議論を交わし、試行錯誤を繰り返すことになります。空気が張り詰め、ヒリヒリすることは日常茶飯事です。
演者側と運営スタッフ側が喧々諤々と激論を交わすというのは、傍から見ると「空気重い…」「雰囲気悪い…」などと感じられるかもしれませんが、関わっている側から見ればとても良い事であると言えます。

何故かというと、イベント当日に「最高のパフォーマンスを見せるためにどうすべきか」という、向かっているベクトルが同一方向だからです。お互いに本気で向き合うからこそパフォーマンスレベルの向上が期待出来ますし、次回開催に向けて更なる課題も見つかりやすくなるのです。
逆に言えば演者と運営スタッフがお互いなあなあでイベント運営を進めてしまうと、決して最高レベルのパフォーマンスにはなりませんし、問題点が生じても「今回はたまたま…」などと言い訳して問題点と向き合いません。これは私自身の経験則からも断言出来ます。

話を戻しましょう。
ファーストコンサートにおける梅谷心愛さんのパフォーマンス・ステージングは見事なものでした。以前の記事でも書かせてもらいましたが、ファーストコンサートというレベルではなく、幾度となくステージを重ねてきたベテランアーティストの貫禄すら感じました。

コンサート後に、取材記事を拝見しました。
記事内には、「成功した夢失敗した夢怒られる夢。様々なバリエーションで夢を見た」との述懐がありました。

間違いなく、ファーストコンサートの成功に向けて我々の想像を遥かに超えるような練習を重ねてこられたのだと思います。でなければ当日のパフォーマンスは出せないと感じました。
言い換えれば、「ファーストコンサートで最高のパフォーマンスを見せるためにどうすべきか」、その1点にひたすらに向き合っていたようにも思えます。

今回のファーストコンサートで、梅谷心愛さんご自身がどこまで演出に関わっていたかは分かりません。
セルフプロデュース的に関わっていたのかもしれませんし、プロの演出家の方に一任し、演者としてパフォーマンスに集中していたのかもしれません。

ただ今回がどうであれ、今後キャリアを重ねていくうえで演出面に向き合う場面は必ず出てくると思います。アーティストを生業にしている以上、演出も自己表現の一部であるからです。
今後のキャリアを歩んでいかれるうえで、イベントの規模・観客数・時間などの要素に左右されず、いかなる時でも「最高のパフォーマンスを出すためにどうすべきか」という姿勢・マインドを是非持ち続けていただきたいなと願います。

上記でも記載しましたが、演者と演出・運営スタッフがお互いなあなあでイベントを進めてしまうと、決して最高レベルのパフォーマンスは生まれません。ファーストコンサートであれだけのパフォーマンスを見させていただきましたが、もっと素晴らしいパフォーマンスを見せてもらえるアーティストであるとも確信しています。
ですので生意気を言うようですが、今後のキャリアの1本1本についても「自分自身の最高のパフォーマンス」にとことんこだわっていただきたいと思います。

戦国時代の名将である武田信玄の言葉、

「一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」

上記の言葉通り、梅谷心愛さんには一生懸命全力で取り組むことで知恵を出し、最高のパフォーマンスに繋げてもらう。それを見た私達が刺激を受けて一生懸命に知恵を出して応援活動を行っていく、そんな好循環が生まれると良いですよね。

ファンあってこその「パフォーマンスクオリティ」の担保

これは以前のファーストコンサート参戦レポの記事でも書いたことなのですが・・・
ファンや観客の皆さんがとても元気そうに楽しくペンライトを振っている姿をみて、

モウカク
モウカク

元気に楽しんでいるっていい事だな、素敵だな

こう感じました。
以前のファーストコンサート参戦レポで、梅谷心愛さんのステージパフォーマンスには「見ている側を「元気になる」、「応援したい」と思わせるエネルギーを発しているように感じる」と書かせてもらいました。
改めてステージングを思い返してみましたが、あれだけのパフォーマンスの下支えになったものとしては、これまでに積み重ねてきた1本1本のイベント・舞台経験はもちろんですが、いつも応援しているファンの皆さんに応えたいという要素も非常に大きかったと思うのです。

イベント運営やMCを多数担当してきた経験者の立場から言わせていただければ、イベント・舞台というのは何度経験しても緊張するものです。
その際に演者自身が何を力にするかと言えば「自分の味方である身近な存在=ファン」です。
私の経験で恐縮ですが、イベント運営スタッフ側の観点で考えてみると、何回も経験があるスタッフがいるというのはそれだけでとても心強いものです。「このスタッフ達でイベントを成功させるぞ!」「イベントに参加してくれた参加者に満足して帰ってもらうぞ!」という一体感が自然発生的に生まれるからです。

演者側の視点で考えれば、「見に来てくれた人達に満足してもらう!」という観点がより強くなることが容易に想像できます。一方でパフォーマンスを見に来る人の中には、ファンだけではなく、少し知っている程度のライト層、全く知らない初見の方、もしかしたらアンチ層もいるかもしれません。
演者側からすれば、舞台の幕が開くまで「どのような人にパフォーマンスを届けることになるか」は分からないことが大半です。

そんな中で、いつも応援してくれるファンの方々の姿が目の前にあったら…その安心感はいかばかりでしょう。
そう考えると、梅谷心愛さんはファーストコンサート当日はもちろん緊張感はあったでしょうが、それ以上にファン方々の姿を見た安心感が上回ったこと、そしてファンの方々をはじめ、見に来られた全員に「自分のパフォーマンスで満足してもらう!」との気持ちの強さ、これらが組み合わさった結果、あれだけのステージパフォーマンスが生み出されたのではないかと思うのです。

そう考えると、応援してくれているファンの存在って本当に大きいし大事ですよね。
私自身も含めてですが、是非、今後も大事に暖かく見守り応援を続けていきたい、そう強く思います。

まとめ

以上、今回は先日参戦してきた梅谷心愛さんのファーストコンサートで感じた改めての所感と、個人的に感じる今後のステージングに対する期待感などを勝手に綴らせていただきました。

上記でも書いてきましたが、ファーストコンサートでのステージングは見事なものだったと感じています。
それまでに積み重ねてきたイベント・TV番組・舞台等の出演経験値に加えて、ファーストコンサートというステージに本気で向き合ったからこそのパフォーマンスだったのではないかと思います。

ファーストコンサート中に、今後の目標・夢として「日本レコード大賞新人賞受賞」、「紅白歌合戦出場」ということを掲げておられました。
応援している1人としては、決して達成不可能な目標ではないと感じています。寧ろ、出来るだけ早い時期にその目標が叶うことを期待しています。

その目標達成も見据えながら今後のキャリアを歩んでいかれると思いますが、願わくば、先日のファーストコンサートで感じさせてもらったステージングのレベルを担保してもらいたいなと個人的には思っています。
今後も様々なイベント・舞台・番組出演などで経験を積まれていくと思います。当たり前のことではあるのですが、そのイベント・舞台・番組での演出や空気感というのはその一度きり。二度とはないわけです。
その1本1本を無駄にすることなく、「その舞台でしか出せないパフォーマンス」ということに全力で向き合い続けていってもらいたいなと願っています。
その先に拡がっているであろう未来は、きっと素晴らしいものなのではないかと思います。

以上、応援している1人として、またイベント運営業界に長らく携わってきた身として感じたこと、今後に期待することなどを好き勝手書かせていただきました。不快に思われる箇所などありましたらご容赦ください m(__)m

それでは今回はこの辺で。長々お付き合いいただき有難うございました m(__)m

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