こんにちは。モウカクです。
今回は夫婦で応援させてもらっている、令和の昭和歌謡少女こと梅谷心愛さんのファーストコンサート2024にいかせてもらったので、その率直な感想を書いていきたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。それではいきましょう。
(コンサート参戦の感想は「2.ファーストコンサート所感」以降で書かせてもらっています。)
梅谷心愛さんを知ったきっかけ
私が梅谷心愛さんを知ったきっかけは、デビューシングル「磐越西線ひとり」。
YOUTUBEの動画でたまたま流れてきて聴いたのだけれど、表現力があって印象に残ったのを覚えています。
ただ、それ以上に鮮明に記憶に残ったのはタイトルに「磐越西線」の名がついていたから。
幼少期にテレビでやっていた年末時代劇「白虎隊」を見てその生き様に心打たれたワタクシ。
主題歌の「愛しき日々」は今聞いても泣けてくる。。。(´;ω;`)
西郷頼母役の里見浩太朗、松平容保役の風間杜夫、神保修理役の国富広之・・・みんなハマり役だったなぁ。
そして白虎隊士を演じた篠田儀三郎役の新田純一、野村駒四郎役の坂上忍、間瀬源七郎役の西川弘志、飯沼貞吉役の宮川一朗太などなど・・・皆若さ特有の熱量、血気盛んな感じが前面に出てて素晴らしかった。
その後、縁あって学生時代を過ごした会津若松の地。鶴ヶ城・武家屋敷はもちろん、何よりも白虎隊自刃の地である飯盛山には数え切れないほど行ったなぁ。。。(今でも訪れる機会があれば行くのですが)
白虎隊士の皆様の墓前に参ったあと、市街を一望したりさざえ堂に登ったり・・・
あとは学生時代によく通ったジャンボソースカツ丼の白孔雀食堂、また行って食べてみたいなぁ・・・学生の項のようなボリュームは食べれないかもしれないけど(苦笑)
そんなこんなで学生時代を中心に思い出深い地である会津若松。会津若松駅の所属路線である磐越西線、それこそ当時の情景がすぐに思い浮かぶくらい、数え切れないほど利用してきました。
そんな縁ある磐越西線が曲のタイトルになっていたので、否応なしに惹き込まれていったというわけです。
ちなみに私の奥さんも梅谷心愛さんを応援していますが(むしろ熱量は奥さんの方が高め)、興味をもったきっかけはデビューシングルのジャケ写がサンリオキャラクターの八千代チャーマーによく似てたからだそう(苦笑)
(そういえば、毎年開催されてるサンリオキャラクター大賞では八千代チャーマーによく投票してたよなぁ・・・ここ数年はキャラクター大賞にエントリーしてないって大分凹んでた様子…)
八千代チャーマーが気になる方は以下リンクよりチェックしてみてください。言われてみれば似てるかも・・・
・・・話がすっかり逸れました。元に戻しましょう。
そうです、ファーストコンサートです。奥さんに誘われて行ってきました!
場所は東京都葛飾区にあるかめありリリオホール。
亀有・・・東京には仕事やらプライベートやらで良く来るけれど、亀有に行くのは何気に初めてだなぁ…
少し意外な感じもしながら会場へ向かいました。常磐線経由北千住で乗り換えるつもりが南千住まで乗り越してしまい、慌てて引き返したのはご愛嬌・・・
そんなすったもんだの末、なんとか開演ギリギリで会場着席することができました。
ファーストコンサート 所感
圧巻のステージング。見事なまでのステージ度胸。
そして開演。
まずはオープニング「人生一路」の冒頭アカペラに度肝を抜かれたのを皮切りにあっという間の2時間強でした。
オリジナル曲から美空ひばりさんのカバー楽曲・Jazz・昭和歌謡楽曲のカバーへと展開し、ラストはオリジナル楽曲での締め・・・率直な感想として、
これが本当にファーストコンサート?何年もコンサートやツアーを
経験してきたアーティストがやるコンサートのレベルでしょ?
と思うほど、良質なものを見させていただきました。
声量の凄さ・音の取り方の上手さなどにも十分驚かされましたが、何よりも驚かされたのはステージ度胸です。
ご本人は緊張していたのかもしれませんが、観させてもらった側からすれば、そんなことは微塵も感じないくらいのステージングだったと思います。
私自身の話になり恐縮ですが、過去にイベント運営に長年携わり、イベント進行するMCを務めた経験もそれなりにありますので、「人前でパフォーマンスする」ことの難しさは良く理解できます。
本番を迎えるまでに様々なパターンを想定してシミュレーションするのですが…
・○○の場面では△△で進行しよう
・MC中に●●するとイベント進行が盛り上がるかも
頭の中でどれだけシミュレーションやイメージングをして臨んでも、本番当日に観衆・イベント参加者を前にして実際に進行するのは全く別です。
想定していた反応が返ってこなかったり、予想以上の反応があったり・・・イベント当日のリアクションに応じて臨機応変・柔軟な対応力が求められるのです。
私がMCに携わり始めた頃を思い返してみると、シミュレーション通りに進んでいる時は良いのですが予定外の反応・リアクションがあるともうドタバタドタバタ…イベント参加者からよく呆れられていました。
ある程度自分の思い通りに進行出来るようになるには、それなりの経験を積む必要があることを身をもって痛感してきています。
ですが、ファーストコンサートでの梅谷心愛さんのステージングには、経験の浅さなどは全く感じませんでした。
堂々たる歌唱、梅谷苑と呼称されるバンド陣との絡み、曲間のMC、観客からの様々な声援に対する柔軟なリアクション、最終盤であったサプライズ(?)に対する対応(…は流石に戸惑ってたかな(苦笑))、寧ろ、何年・何十年とキャリアを積んできているかのような落ち着きぶりに見えました。
改めて考えてみると、ファーストコンサートに到るまで様々なイベントや舞台経験、番組収録等を積んでこられたのかなと思います。例え尺は短くとも、1本1本のイベント・舞台経験というのは非常に大きいものです。
言い換えれば、ファーストコンサートで見せていただいたステージングは、それまでに積み重ねてきたイベント・舞台経験が大いに生かされた結果だったのではないか、このように思えます。
ファン・観客を「元気に楽しくさせる」エネルギー
もう1点感じたことは、観客・ファンの皆様のとても元気で楽しそうな姿です。
私は現在40代半ばを過ぎた年齢ですが、先日のファーストコンサートでの観客層は私と同年代もしくは私より上の年齢層の方々の割合が多かった印象を受けました。
そんな観客・ファンの皆様が、ペンライトを掲げてとても楽しそうに応援されていたのがとても印象的でした。
偏見かもしれませんが、コンサートでペンライトを持ち込むというのが定着したのは1990年代後半から2000年代ではなかったかと感じています。
私自身今でこそ慣れましたが、ペンライトを持ち込んで応援するという文化にはかなりの抵抗がありました。(今でも完全に抵抗感が払拭されているわけではないですが…)
思い込みと言われればそれまでですが、ペンライトを持ちこむ文化というのは自分より下の年齢の世代のスタンダードだと感じていたからです。自分がその文化に入っていくのはちょっと…という気後れがあった感じです。
ただ。ファーストコンサート当日のファンの皆様はとても元気に、そして楽しそうにペンライトを振っておられました。その姿を見て純粋に
元気に楽しんでいるっていいな
こう感じました。
私自身も梅谷心愛さんのステージパフォーマンスを見て大きな衝撃と刺激を受けましたが、何よりも見ている側を「元気になる」、「応援したい」と思わせるエネルギーを発しているのだと思います。
だから皆さんあれだけ楽しそうにペンライトを振っていたのかなと。
以前別の記事で、個人的に考える「格好良い年齢の重ね方」という記事を書き、その中で「自分が好きなフィールドで真剣に楽しく取り組むことが格好良い年齢の重ね方ではないか」というような考察をしているのですが、元気に楽しく推し活をされている皆様の姿はとても素敵で格好良く見えました。
そして何より、見ている側に「元気で楽しく応援する」という推し活エネルギーを与えている梅谷心愛さんご本人にアーティスト・演者としてのとても大きな可能性を感じた次第です。
まとめ ~若い力から大きなエネルギーと刺激をもらうということ~
以上、先日参戦してきた梅谷心愛さんのファーストコンサートで率直に感じた感想を本記事では書いてきました。
改めて、コンサートに初参戦した感想を率直に言わせていただくと、
この3点が挙げられます。まだ10代と若い梅谷心愛さんにあれだけのパフォーマンスを見られたので、大げさなようですが「自分も本当にまだまだ頑張らないと!」と、これからの日々を頑張る上での刺激をもらいました。
あと、個人的にはサプライズ登場された彩青さんのパフォーマンスが生で観れたのは大満足でした。
彩青さんは細川たかしさんのお弟子さんに当たり、ご自身では歌唱・津軽三味線・尺八の三刀流をこなしていらっしゃる方です。
和楽器の中でも津軽三味線が特に好きな私にとっては、彩青さんのパフォーマンスは一度は生で観てみたいと思っていたので、思いがけないご登場に望外の喜びといったところでした。
また、MCでご登場された錦笑亭満堂師匠が見れたのも嬉しかったポイントです。落語もちょいちょいチェックすることがあるので、笑点などでご活躍されている三遊亭好楽師匠のお弟子さんということは存じ上げていました。
小気味の良いテンポで繰り出される小噺、楽しく聴かせていただきました!
というわけで、若い力から大きな刺激とエネルギーをいただいた、大満足のファーストコンサート参戦でした。
チケットを取って誘ってくれた奥さん、どうもありがとうございます m(__)m
北千住で乗り越してしまい、会場到着ギリギリになってしまってゴメンナサイ🙇
それでは今回はこの辺で。長々お付き合いいただき有難うございました m(__)m
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