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≪体験談 Vol.4≫ 新規顧客宛の電話営業担当になり、約1,500件の顧客リストを作成して、ひたすら電話かけまくってた話④

目標達成・苦手克服
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こんにちは。モウカクです。
引き続き記事をみてくださり、ありがとうございます‼
前回の記事(体験談③)が気になる、という方は以下よりどうぞ。

では体験談の続き、いきましょう。

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このように報連相の怠慢もあり、営業電話の刑期が延長されてしまった私。
テンションはすっかり下がりきっていました⤵⤵⤵

まだ続くのか・・・
テンションはダダ下がっていたものの、不思議と辞めたい気持ちは沸いてきませんでした。
今思い返してみると、「せっかく途中までやったんだから、途中でやめるのは絶対に嫌だ!!」という気持ちが強かったんじゃないかと思います。

またRPGに例えてしまうのですが、最初に放りだされたレベル50のラストダンジョン。
営業電話をかける前は、レベル1、初期装備の状態。でもこの時は、、、レベル20、装備品もそこそこ強い状態。
そうです、最初の頃よりは確実にダンジョンに太刀打ちできるようになっていたのです。
次はもっとダンジョンに太刀打ち出来るようになってやる!クリアに近づいてやる!!
・・・そんなマインドです。

RPGをやられる皆さんは、こんな経験ありませんか?
ダンジョンに挑んで奥に進むものの、HP消耗してしまい、泣く泣く帰還。でも前回挑んだ時よりは前に進んでいる。こんな時、「もういいや」ってあきらめてしまう人、あまりいないと思います。
「次こそはもっと先へ。クリアしてやる!」こんなマインドになって、すぐにリトライする人が多いんじゃないかと思います。その繰り返しでいつの間にかクリア…

後々になって気づいたことですが、日常生活や仕事においても、面白いくらいにこのマインドセットって生かせるんですよね。
例えば、料理を例にすると、今まで全く料理をしたことがない人がいたとします。

初めて果物ナイフでリンゴの皮を剥く → 凸凹に剥ける → 何回か剥いてるうちに凸凹なく綺麗に剥けるようになる → 包丁で野菜を切ってみる → 大きさバラバラ → 綺麗に切れるようになる → 簡単なレシピの料理にチャレンジする → レシピの難易度を上げる → 創作料理を作るようになる。
こんな感じですね。

経験値を積むことによって知らぬ間にレベルがあがり、強い敵に挑める状態になるのです。
つまり、当時のモウカクは営業電話というダンジョンに何度も挑んだことによって知らぬ間にレベルがあがり、「クリアできるかもしれない。いや、クリアしてやる!」というマインドセットが形成されていたのです。

そんなわけで、営業電話ミッションの延長後、約2週間で残りの1,000件に電話をかけ終えることが出来たのでした。ちなみに結果は以下の状態です。

結果

≪電話総数≫
 約1,000件
≪良い反応が返ってきた件数≫
 1件
(「資料送ってくれれば検討するから」という反応。まぁ優しかった記憶が・・・)
≪レスポンス率≫
 約0.001%
≪顧客反応例≫

 「ウチ間に合ってるから。」
 「今忙しいから。」
 「営業電話ならお断り。」
 「ご苦労様。ウチには必要ないな。もう掛けてこなくていいよ。」
 「担当者不在なので・・・」
 「…。ガチャ。」(こちらが名乗って用件伝えても無言。その後に電話切られる。)
 「ガチャ!」(名乗ってる途中で電話切られる。)
  電話番号が使われていない(これ、意外と多かったんですよね・・・)
  ※1回目の営業電話時とほぼ同様のリアクションだった記憶です・・・

さて。取り合えずリスト掲載の全件に一通り電話はし終えました。
晴れて御役御免です。いやァ、長かった長かった・・・とっとと強面上司に報告を。。。

・・・いや待て。1つ大きな問題が残っていることに気づきました。
カンの良い皆さんはもうお気づきでしょう。そうです、レスポンス率です。
ノルマ再設定時にレスポンス件数30件(目標)と課せられたものです。
前回分の件数と合わせてもレスポンス良かったのはわずか4件。目標の1割強です。
さすがにこれでは報告しても怒号がとんでくるのは目に見えています・・・しかもノルマとして定めた期間は1か月。あと2週間も残っています。

さてどうしたものか・・・
しばし思案した私でしたが、全く有効な策が思い浮かびません。
リストを追加作成しようかとも思いましたが、最初の作成時に精査していないのがバレるなぁと思ってやめました(ま、どのみち後々バレて絞られましたが・・・)
脳内のCPUがショートした私は、半ばやけっぱちでもう1回リストの最初の顧客に再度電話することにしたのです。
…これが思わぬ展開を呼ぶとは知らずに。

思わぬ展開に・・・

さて、2周目の営業電話です。
レスポンス率はさておき、まがりなりにも約1,500件の電話掛けはやり遂げたワケです。どうにかラストダンジョンはクリアした・・・のです。
RPGで言えば、「つよくてニューゲーム」(1週目クリア時のレベルや装備、所持金などを引き継げるバージョン)でゲーム2周目を開始するようなものです。

そう、もうレベル1・初期装備状態ではありません。
レベル40~45程度、装備品もラストダンジョンをクリアできる程度のものであるのです!

そう考えると、不思議なことに2周目の電話掛け自体、そんなに難しいノルマだとは感じなくなりませんか。

経験値というのは、それだけ人の成長を後押ししてくれるものなのです!!
とはいえ、当時の私はそんなことを考えられる余裕や思考などあるはずもなく・・・
1周目よりは、多少なりとも電話掛けも慣れてるし、少なくとも緊張感は和らいだ状態で電話できるだろう、これくらいの考えでした。
こんな感じで、さしたる戦略や展望があったワケでもなく、私は再びリスト1件目の顧客に電話を掛けたのです。

トゥルルルルルルル・・・・ガチャ!!

顧客0001
顧客0001

はい。〇〇株式会社です。

モウカク
モウカク

もしもし。私●●株式会社のモウカクと申します。お忙しい中恐れ入れます。弊社は△△商品をメインに扱っているのですが、何か御社のお役に立てるようなご提案が出来ればと思い、もしよろしければご担当の方ご紹介いただければ・・・

顧客0001
顧客0001

そうですか。担当者は不在なのですみませんが・・・

モウカク
モウカク

そうですか。ではご担当の方がお戻りの頃に、改めてこちらからお電話差し上げたいと思いますが、何時頃お戻りになりますか?

顧客0001
顧客0001

すみませんが、外出していることが多いので…

モウカク
モウカク

承知しました。また改めさせていただきます。お忙しい中、失礼いたしました。

結果は上記の通り。良い反応はいただけませんでした。
・・・が! この時、私は1つ大きなことに気づいたのです。それは・・・

「1回目かけた時に対応した人と、2回目かけた時に対応した人が違う」ということでした。
(具体的には、1回目にかけた時は男性、2回目は女性だったのです)

ということは。これ以降の顧客についても、1回目とは違う人が対応する可能性があるワケです。
「…もしかしたら違う反応を引き出せるかもしれない」
そう考えた私は、俄然モチベーションがあがり、2件目以降への電話掛けへと突入していくのでした。
(電話掛け自体のモチベーションが上がったというより、レスポンス数30件への糸口が見えたことでモチベーションがあがった、という感じでしたね。)

というワケで2周目の電話掛けにひたすら邁進している私。しかしその実態は、レスポンス件数30件に何とか到達してとっととこのミッションからおさらばしたい、というのが偽らざる本音でした。
最初の頃からは考えられないくらい順調に電話掛けをすすめるモウカク!

・・・ですが。そう順調に事は進みません。
肝心のレスポンス件数が一向に上向いてこないのです。この時点で、2周目の電話掛けも500件を超えていました。
…なのですが、良いレスポンス件数はトータル5~6件。このままだと、2周目を一通りこなしても、10件いけば超上出来、そんな予測が見えていました。

何とかレスポンス件数を上げる方法はないものか・・・思案するモウカク。

心理学・コーチング的視点だと、この時点で自分のゴール設定が変わっている、と言えます。「営業電話をとりあえずこなす私」から「営業電話で良いレスポンスを引き出したい私」。この辺は別記事にて書きましたので、よろしければご覧ください。

何かいい方法はないかと考えながらもなかなか妙案が思いつくワケでもなく…電話をかけ続けていた私。
そこに再び転機が訪れることになります。

というところで、続きはまた次回に。
それでは今回も長々お付き合いいただき、ありがとうございました m(__)m

前回までの体験談記事に興味あるよっていう方は、以下よりご覧ください。

≪体験談 Vol.1≫新規顧客宛の電話営業担当になり、約1,500件の顧客リストを作成して、ひたすら電話かけまくってた話①
電話営業が苦手、怖い、つらいと感じている方へ。過去に1,500件以上の新規顧客宛に電話営業の経験がある筆者。電話が苦手で様々な壁にぶち当たる日々。そんな中で何を感じ取り、どう電話営業を乗り越えたのか。自身の体験談を赤裸々に綴っています。

≪体験談 Vol.2≫新規顧客宛の電話営業担当になり、約1,500件の顧客リストを作成して、ひたすら電話かけまくってた話②
電話営業が苦手、怖い、つらいと感じている方へ。過去に1,500件以上の新規顧客宛に電話営業の経験がある筆者。電話が苦手で様々な壁にぶち当たる日々。そんな中で何を感じ取り、どう電話営業を乗り越えたのか。自身の体験談を赤裸々に綴っています。

≪体験談 Vol.3≫新規顧客宛の電話営業担当になり、約1,500件の顧客リストを作成して、ひたすら電話かけまくってた話③
電話営業が苦手、怖い、つらいと感じている方へ。過去に1,500件以上の新規顧客宛に電話営業の経験がある筆者。電話が苦手で様々な壁にぶち当たる日々。そんな中で何を感じ取り、どう電話営業を乗り越えたのか。自身の体験談を赤裸々に綴っています。

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