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いざという場面でベストパフォーマンスを出しやすくする秘訣

考え方・捉え方
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こんにちは。モウカクです。
今回は、本番で良いパフォーマンスを出しやすくするコツについて書いてみたいと思います。

入学試験や部活動の大会など、自分が頑張ってきた成果を最大限出したいタイミングってありますよね。
でもそんな時に限って、なかなか思ったようなパフォーマンスが出せなかったりするもの・・・
それ、もしかしたら皆さんの当日ルーティーンに原因が潜んでいるかもしれませんよ?

この記事はこんな人に向けて書いています

・本番で良い結果が出ないと悩んでいる人
・緊張しいの人
・将来的に安定したパフォーマンスを出し続けたい人

「いざという時に結果が出せない」という悩みを抱えていっらしゃる方は本当に多いです。
私が担当したメンティの方からも、以下のような悩み相談が多く寄せられていました。

昇格試験とか、大事なプレゼンとかがあるときは、すごく頑張って準備するんですけど、あまり自分が思い描いていた結果にはならないんです…

私、本番に弱いタイプで・・・これまでも入試とか面接とか、間違えないように直前まで復習やシミュレーションするんですけど、何故か上手くいかないことが多いんです…

このような相談に対して、私は自身の経験則に基づくとの前置きをしたうえで、以下の回答をしていました。

モウカク
モウカク

本番当日や直前に準備し過ぎるのが良くないのでは?
普段の自分ではなく、自分自身がイレギュラーな緊張状態になっているんじゃないですか?
緊張状態だと、普段のパフォーマンスが発揮されないこと、割と多くないですか?

そう。本番当日や直前に張り切って準備したり、気合入れて勉強したりすることが、場合によっては自分自身に対して緊張状態を作り出してしまっている可能性があるのです。
どういうことか。以下で詳しくみていきましょう。

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普段通りでいることが結果良いパフォーマンスに繋がりやすい!

皆さんは、入学試験や資格試験、企業の面接などの「ここぞという場面」を迎える時、こんな経験ありませんか。

・当日の朝、いつもより早く起きて本番に向けての勉強や準備をする
・当日、かなり早く会場に入って直前まで勉強や準備をする

本番で良い成果を出すべく、直前まで準備をすること自体は大変素晴らしいことだと思います。
ただ一方、別の観点から考えるとデメリットも存在します。
それは「普段と違う行動・ルーティンを行うことで、自分自身を必要以上の緊張状態にしてしまう」リスクがある、ということです。

例を挙げてみましょう。このような場面を見たりしたことはありませんか。

・野球の試合で、あと1回を抑えれば勝利という場面でピッチャーが急にストライクが入らなくなる。
・タイトルが懸かった格闘技の試合で、急に選手の体や技のキレが低下する。
・コンクールなどで、歌声がうわずったりカスカスの声になっている。

他には競走馬とかでもありますよね、いわゆる「かかる」という状態です。

上記に挙げた例は「自身を必要以上の緊張状態に追い込んでいる」典型だと言えます。
野球の例で言えば、ピッチャーが「あと1回を抑えれば勝ち」と強く意識することで「抑えなければいけない、絶対に打たれてはいけない」とのマインドになり、必要以上の緊張状態となっています。
格闘技の試合の例では、「この試合を勝てばタイトル獲得」との意識から「タイトルを獲りたい、負けてはいけない」とのマインドになることで必要以上の緊張状態を作り出しています。
コンクールの場合も同じですね、「歌を外してはいけない、迷惑をかけてはいけない」とのマインドから必要以上の緊張状態になっていると言えます。

上記を見ていただいたところで、ある共通項があることに気が付いたでしょうか。
その共通項とは、上記の例ではみな「失敗してはいけない、成功しなければいけない」と結果的に自分自身をプレッシャーをかけ、追い込んでしまっているのです。
心理学・コーチングの視点で言い換えると、「コンフォートゾーンから出たことで緊張状態を作り出している」という状態です。

私達人間がベストなパフォーマンスを出すためには、適度な緊張状態であることが必要です。
過度な緊張状態では、不必要な力みや焦り、また神経過敏による注意力散漫などが生じてしまい、パフォーマンスの低下につながります。一方で緊張があまりにない状態も良くありません。ダラダラとやったり、ぼーっとしていたりする感じとなり、集中力が低下してしまいます。

では、ベストパフォーマンスを出せる「適度な緊張状態」を作るにはどうすれば良いのでしょうか。
結論は「普段通りに過ごすこと」です。

は?ふざけんなよ!本番でいい結果出すためには準備や努力がいるだろうが!!!

そんな声が聞こえてきそうですが、、、
おっしゃる通りで、本番で良い成果・パフォーマンスを出すためには事前の準備や勉強・練習は必要不可欠です。
「本番に向けた事前準備を行い、普段通りに過ごす」これが重要です。

ではどうすれば事前準備を行いながら普段通りに過ごすのか。次の項でご紹介していきます。

本番に向けた事前準備の時間を日常生活のルーティーンに組み込む!

結論は上記に書いた通り。
「事前準備の時間を日常生活のルーティーンに組み込んでしまう」ということです。

どういうことか説明しましょう。
上の項でも書きましたが、入試や競技大会などの本番を迎えるにあたり、「当日の朝、いつもより早く起きて本番に向けての勉強や準備をする」「当日、かなり早く会場に入って直前まで勉強や準備をする」といった行動をとった経験のある方、非常に多いと思います。

あくまで私個人の独断と偏見ですが、上記の行動で成果が出たことってほぼありません。
(中には毎回結果を出している強者の方もいらっしゃるかもしれませんが…)
理由は先に書いてきた通りで、「自分を必要以上の緊張状態にしていることで、結果パフォーマンスが低下」していたことが原因ではないかと考えています。

本番に向けていつもと違う行動・ルーティーンを行うというのは、それだけ意識や熱量が強く向いていることの証左でもあります。その意識の強さや熱量が思うような結果に繋がらなかったらヘコみますよね。。。

ではどうすれば良いのでしょうか。
普段の生活ルーティーンの中に、本番のための事前準備の時間(「朝早く起きて勉強」「学校や会社へ早く出発」)することを組み込んでみるのです。

これは本番のおおよそ1ヶ月前から始めると良いでしょう。人間は習慣化までにおおよそ3週間程度かかるといわれています。逆に言えば、3週間程度継続すれば本番に向けて行っている準備が「日常生活のルーティーン」になるのです。
そうなると、朝早く起きて勉強や準備をすることや会場へ早く向かうことも日常生活で習慣化しているものとなるので、いざ本番当日を迎えた時も、生活ルーティーンの一部として過ごすことが出来ます。
結果、普段通りに過ごせている状態なので緊張状態にもなりにくいです。よって、ベストパフォーマンスを出しやすい環境が作れることになるのです。

いかがでしょうか。
「本番当日だから気合いれよう」というのは良く分かります。私も過去数え切れないほど経験してきましたし、未だにありますから。
ただ繰り返しますが私の経験上、本番当日に普段と違うルーティーンや行動をとるのは、あまりいい成果に繋がるとは言えません。

であれば、「事前準備を日常生活に組み込む」ことで習慣化する、本番に向けた事前準備をしている自分をコンフォートゾーンの状態にすることを意識してみて欲しいと思います。
これに意識して取り組んでいただくと、直近の本番はもちろん、これから先に迎える数多の機会についても安定して良いパフォーマンスを出せるようになりますよ!

それでは今回はこの辺で。長々お付き合いいただき有難うございました m(__)m

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