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数字に意味づけをしているのは他でもない自分自身!

考え方・捉え方
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こんにちは。モウカクです。
今回は数字の捉え方について個人的に思うところを書いてみたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。

この記事はこんな人に向けて書いています

・数字にネガティブな印象を持ちやすい人
・ポジティブシンキングや自己肯定感の上げ方に悩んでいる人

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数字自体はただの「数字」

数字を見て、皆さんはどういう印象やイメージを持ちますか。例えば「80」という数字があるとします。
おそらく、ほとんどの人は「80」という数字だけでは何もイメージ出来ないと思います。

●年齢が「80」才だったら?
●テストの点数が「80」点だったら?
●飲食店の待ち時間が「80」分だったら?
●会社の業績が目標数字の「80」%だったら?

「80才」という年齢を見て、まだまだこれからと思う人、平均寿命に差し掛かっていると思う人・・・
「80点」というテスト結果を見て、高いと感じる人、低いと感じる人・・・
「80分」という飲食店の待ち時間に対し、許容範囲と思える人、思えない人・・・
「80%」という会社業績に対し、許容範囲と思える人、思えない人・・・

その数字に環境・条件が付与されて初めて数字に意味を感じているのです。
つまり、数字自体は「ただの数字」であって、環境や条件が付与された数字に自分がどう意味づけをしているか、ということなのです。

幼少期から形成される認知により、数字が自分の中で意味づけされる

数字に自分がどう意味づけをしているかで数字の持つ意味が変わる、という話を上で書きました。
例として、先日のニュース記事を挙げましょう。
毎日新聞が2024年6月22日~23日に実施した世論調査によると、現内閣の支持率が17%となり、3か月ぶりに支持率20%を割りこんだとの記事がありました。また、昨年2023年7月より12か月連続で支持率30%を下回る状況が続いているとの状態とのことです。
ニュースなどでは一般的に内閣支持率が30%を割ると、「危険水域に達している」などという表現が使われていると思います。なので、私自身もニュースで「内閣支持率が30%割れ」と聞くと、低いな・大丈夫かなと思ってしまうのが実際のところです。

ただ改めて考えると、「30%(3割)」という数字自体、果たして本当に低いものなのでしょうか。

野球に話を変えてみましょう。
野球選手には「打率」というデータがついてきます。ざっくり言うと、「安打数/打席数」で表すデータです。
この打率という視点で考えた場合、「30%(3割)」はいわゆるアベレージヒッターというくくりになり、高打率として扱われます。

同じ「30%(3割)」なのに、です。
先の項でも書きましたが、同じ数字でも、環境や条件によって捉え方や意味づけが全然変わってしまうのです。そして、その意味づけをしているのは自分自身の認知によるものなのです。

多くの皆さんは、野球選手の30%(3割)と聞くと「3割ならよく打ってるよね~」となり、内閣支持率の30%(3割)と聞けば「3割しか支持されてないのか・・・」との捉え方・意味づけをすると思います。

…仮に逆ならどうでしょうか?

●野球選手の30%(3割) 「3割しか打ってないの?全然じゃん!」
●内閣支持率の30%(3割)「3割もあるんだね~すごいじゃん!!」

う~~ん、正直言って違和感。すっごい違和感を感じます。。。

なぜ違和感を感じてしまうのでしょうか。これは私達人間の認知の問題が根底にあるのではないかと思うのです。
私達人間は、幼少期から様々な媒体を通して認知が形成されていきますが、、、その中で

野球選手:「首位打者、〇〇。打率.330」 ← 野球選手の打率3割は「高いもの」
内閣支持率:「支持率30%、危険水域です」← 内閣支持率の3割は「低いもの」

と各種媒体を通して自然と認知形成されていっているのではないか、と感じるのです。

では、「そもそも30%って高いのか?低いのか?」ということです。
テストを例にして考えてみましょう。100点満点基準として、、、
いつも60~70点くらいとってる子が30点だったら? → 「低い」と思われる。
いつも100点とってる出木杉くんが30点だったら? → 「低い」と思われる。
逆にいつも0点とってるのび太くんが30点だったら? → 「高い、よくやった」と褒められる。
(実際、ドラえもんのコミックでのび太くんがテストで20~30点とってママに褒められてた回ありましたよね?)

上記の例で考えても、「30」という数字が高いか低いかは分からないのです。ただの数字なので。
環境や条件から、自分自身がどう意味づけをしているかというだけの話なのです。

目の前の数字を俯瞰で見る。そして改めて意味づけする。

ここまで、数字の捉え方は自分自身の意味づけによって持つ意味が変わってくるという話を書いてきました。
別の視点でみれば「ポジティブシンキング」「自己肯定感の上げ方」の参考になるのではないかと思うのです。

●50才の人が「もう50だから…」と考えるのか、「50なんてまだまだこれから!」と考えるのか。
●テスト30点(前回20点)の人が「30点しか取れなかった」と思うか、「前回より10点UPした!」と思うか。

前向きなのは、いずれも後者の方だと思います。
数字にどう意味を持たせるのかを決めているのは、他でもない皆さん自身なのです。
だとすれば、なるべく前向きに思える意味づけを意識していきたいですよね。

もちろん、数字を客観的に見て状況把握することは非常に大事なことだと思います。
上記の例であげましたが、内閣支持率30%未満と見れば「低いな」と思いますし、野球選手の打率が3割を超えていれば、「高打率」だなと感じます。
幼少期から形成されている認知自体は、相応の説得力を感じるのも事実です。

よって、目の前に示されている数字に対して「自分自身がどう意味づけし、どう感じているか」を俯瞰で見て現在地を把握し、そのうえで目の前の数字に「どういう意味づけを与えるか」。
これを意識して取り組めるようになると、自分の立ち位置を見失わずに前向きに進んでいけます!
よろしければ参考になさってみてください。

それでは今回はこの辺で。長々お付き合いいただき有難うございました m(__)m

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