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「思考は現実化する」を高校野球観戦から感じた話

考え方・捉え方
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こんにちは。モウカクです。
今回は高校野球の観戦から「思考は現実化する」を感じたことについて、綴ってみたいと思います。よろしければ最後までお付き合いください。
それではいきましよう。

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「思考(感情)は現実化する」を感じた試合

「思考は現実化する」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。ナポレオン・ヒルによって著された書籍としても知られていますが、人間は自分が思い描いたような人間になる・すなわち思考は現実化する、といった概念です。ただ正確には「思考」が現実化するのではなく、「思考している際の感情」が現実化するのだという事も言われています。
現在開催されている全国高校野球をTV観戦していて、この「思考は現実化する」を感じたことがあったので個人的な考えではありますが以下にて書いてみたいと思います。

その試合というのは、8月13日に開催された、和歌山県代表 智辯和歌山高校 対 茨城県代表 霞ヶ浦高校の試合です。
智辯和歌山高校は全国屈指の強豪校の1校として知られ、今大会前までの実績は夏3回の優勝(準優勝1回)、春1回の優勝(準優勝3回)を誇ります。
一方の霞ヶ浦高校は今大会が夏5年ぶり3回目の出場ですが、今大会前までの出場歴では甲子園未勝利であり、また過去の地方予選では何度も甲子園まであと一歩というところで涙を飲んできている経験をもつ、一部マニアの間では非常に知名度の高い学校でもあります。参考までに一部ご紹介すると…

霞ヶ浦高校 県大会決勝の戦績

08夏 県大会・決勝戦 ●2-3× 常総学院高校
   (9回2死2ストライクまでリードするも逆転サヨナラ負け)
10夏 県大会・決勝戦 ●0-11 水城高校
11夏 県大会・決勝戦 ●5-6× 藤代高校
   (9回2死2ストライクまでリードするも逆転サヨナラ負け)
13夏 県大会・決勝戦 ●2-4× 常総学院
   (8回1死まで2点リードするも同点。9回2死走者なしからのサヨナラ2ランで敗北)
14夏 県大会・決勝戦 ●3-12 藤代高校
15夏 県大会・決勝戦 ○2-0 日立一高校
   (甲子園夏初出場)
17夏 県大会・決勝戦 ●9-10 土浦日大高校
   (9回までリードするも同点。延長15回に勝ち越されて敗北)
19年 県大会・決勝戦 ○14-0 常磐大高校
23夏 県大会・決勝戦 ●3-5 土浦日大高校
   (8回終わって3-0でリード。9回2アウトまでリードするも逆転負け)
24夏 県大会・決勝戦 ○9-3 つくば秀英高校

改めて書いてみても、あと一歩というところでの逆転負けが多い印象で、かなり悔しい思いをされてきていることは想像に難くありません。だからということだけではないですが、個人的には勝手ながらとても応援している学校の1つです。

「思考(感情)は現実化する」を感じたインタビューと談話

さて、そんな智辯和歌山高校 対 霞ヶ浦高校の試合。
試合は7回まで霞ヶ浦高校が3-0でリードする展開でしたが、8回裏に智辯和歌山高校が相手のエラーをきっかけに2本のホームランで一気に同点に追いつきます。試合はそのまま3-3のまま同点で延長タイブレークに突入。延長11回の表に霞ヶ浦高校が2点を勝ち越し。その裏の智辯和歌山高校の反撃を1点に抑えて勝ち、甲子園初勝利を掴んだという試合でした。

この試合後の監督・選手インタビューを聞いていたときに、「思考(感情)は現実化する」ということを個人的に感じたのです。
勝利した霞ヶ浦高校の高橋監督が試合後のインタビューで以下のことをおっしゃっていました。

リードしていたが相手は智辯和歌山だから絶対追いつかれると話していたら本当になった

選手達に対する引き締めの意味合いでおっしゃった部分が大きいと思いますが、少なからず本音だったようにも思えます。過去の学校の戦績や経緯、また今大会前まで甲子園での勝利がないということも「そう簡単には勝てないのではないか」という思い、感情を抱かせてたであろうことは想像に難くありません。一方で…

タイブレークはかなり時間を割いて対策したから自信があった

実際にはタイブレークを想定した練習量の賜物だとは思いますが、タイブレークの対策に時間を割いたことで監督や選手達自身にも「タイブレークになれば負けない!」という自信のマインドが形成されていたことは間違いなくあると思います。
その結果、10回表で得点出来なかったもののその裏を無得点で切り抜け、11回表で勝ち越して逃げ切る、という形で勝利を掴めたのではないかと感じるのです。

・そう簡単には勝たせてもらえないだろう
・いずれ追い付かれる
・タイブレークになれば負けはしない

これらの思い・感情・マインドが具現化した側面はあるのかな、と個人的には感じました。
またこれとは別に、霞ヶ浦高校の2番手として投げたピッチャーの選手の談話にも印象的なものを感じました。

・絶対ゼロに抑えられる!
・同点にはなったけど、ランナーがいないんだから気楽に投げれば良い!

8回裏に2本のホームランで同点に追いつかれた後の場面でマウンドに上がっています。
3点リードの場面からホームラン2本で一気に同点に追いつかれ、試合の流れが相手に行きかけているわけです。嫌な場面ですし、雰囲気に吞まれやすい状況であることは想像に難くありません。
一方で当の選手本人は上記のように考えて割り切ってマウンドに向かったそうです。

●試合の流れが悪くなった
●試合のペースが相手に向いている


上記のような状況に関係なく、自分が感じる場面・環境に置き換えて投球する。このことが出来ているのかなと選手の談話を聞いて感じました。自分自身がプレイしやすい環境にマインドの状態を持っていけているということが言えるのではないかと思います。
結果、延長タイブレークの11回裏に1点は取られはしましたが、それ以外の回は0点に抑えているワケですから。

自分が抑えることが出来ると考えている環境に自分自身のマインドを置くことで、成果を出したのだとも考えられると思います。

まとめ

以上、高校野球の試合を見て「思考(感情)は現実化する」ということを個人的に感じたので、今回は記事として書いてみました。
今回は高校野球の試合を例として書きましたが、私達自身が普段考えていることや感じていることというのは、思っている以上に具現化しやすいのだと感じています。

ということは、普段から思考や感情を良いもの、前向きなもので整えていけば自分自身の望む未来に自ずと近づいていく、ということが言えるのではないでしょうか。
私自身も日頃から良いマインド・自信を持てる言葉や行動を意識していきたいと改めて思いました。

最後に霞ヶ浦高校野球部の皆さん、甲子園初勝利おめでとうございます。この勝利をきっかけにますますの活躍を期待したいと思います。
それでは今回はこの辺で。最後までお付き合いいただき有難うございました m(__)m

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