こんにちは。モウカクです。
今回はHSPに関するお話を綴ってみたいと思います。
近年は広く一般的に認知されていますが、皆さんはHSPという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
HSPとは「High Sensitive Person」の略で、直訳すると「非常に繊細な気質の人」という意味になります。
また「病気」ではなくその人のもつ「気質」であり、統計上では約5人に1人の割合で存在する、と言われています。
HSPの提唱者であるアメリカの心理学者、エレイン・N・アーロン博士は自身の著書の中で以下の4つの特徴に該当する場合はHSPである、と述べています。
モウカクも上記のHSP気質です。
また、中でもHSS型HSPという、HSPの中で少し珍しいタイプの気質を持っています。
そこで今回は、モウカク自身も持っているHSS型HSPの特徴、および仕事の場面で実際に困ったと感じたことを7つ厳選してご紹介したいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください m(__)m
HSS型HSPとは
HSSとは「High Sensation Seeking」の略で、「刺激追求型」を意味します。
よって、HSS型HSPとは、HSP気質の中でも刺激を求める傾向が強いタイプを指しています。
モウカクは上記に書いた特徴の他、「個性的でいたいが、目立つのは嫌」、「狭く深い関係を好む」、「考え過ぎて行動が遅くなる場合と何も考えずに即行動する場合が混在。その時のテンションに左右される」等の特徴ももっています。
モウカクが仕事上で特に困ったこと 7選
ではここから、HSS型HSPの気質をもつモウカクが、会社員時代に仕事上で特に困ったことを7つ、厳選してご紹介したいと思います。それではいきましょう!
取引先との電話がなかなか切れない
得意先・取引先と一旦電話を始めると、こちらから電話を切ることが中々出来ず、長電話になりがちです。
20~30分になることはザラ。長い時は1時間を超えてしまうことも・・・(・。・;
理由を自分なりに考えてみましたが、話し始めると、徐々に相手の事情や背景に共感してしまい、いつのまにか傾聴のスタイルになっている気がするんですよね。
会社員時代、電話切った後によく上司から怒られたモノです。
いつまでもダラダラ電話してんじゃねぇ!!
用件済んだらとっとと切れ!
今後も続くようなら電話代給与から天引きするぞ!!!
はい。スミマセン。。。言われてることはよーく分かりますよ。分かるんですが、、、
簡単に出来ないから困るんですよねぇ。。。
逆にいうと、相手に共感しやすい性質なのがメンターをするうえでは役にたったともいえますね。
複数の取引先との見積比較検討(相見積)が超苦手
社会人になれば、ほとんどの皆さんが少なくとも何度かは経験するであろう、複数取引先との相見積。
モウカクはこれが非常に苦手です。
理由は・・・断る可能性がある事案に時間を割いてもらうことが申し訳ないと感じてしまうから。
また、実際に相見積を取ったとして、結果断りを入れる取引先に申し訳ないという気持ちがまず出てきます。
だったら最初から発注前提で取引先に見積依頼をしたい。そんな考えも頭をよぎります。でも相見積を取らないと、取引先となあなあの付き合いになってしまう、というジレンマに陥ってしまうのです。
自分で言うのもナンですが、性根が優しすぎるのかもしれません。。。
ただ、この優しさは社会人として荒波の日々を乗り越えていくには、結構致命傷として響いたりします。。。
取引先を「業者」とする文化が苦手
自社商品・コンテンツ作成のために必要な備品を調達するための取引先を「業者」と扱う企業文化。
これも苦手。というか大嫌い。
「業者だから言うこと聞いてもらうのが当たり前」という文化。言っていることは一定程度理解はできますが、最初から上下関係を決めつけてしまっている感じがしてどうしても共感できません。
自社商品を購入してもらう「顧客」になる可能性があるのに?そう考えてしまうので正直理解に苦しみます。
全ての企業がこうだ!とは言いませんが、少なくとも私が所属した企業では強く存在した文化でした。
ちなみに私は、取引先とはお互いWin-Winとなるパートナーシップ関係が理想であるとのスタンスです。
会社内の飲み会が苦手。一方で取引先との飲み会は意外と苦じゃない
会社内の飲み会がとにかく苦手、というか嫌いです。理由は2つ。
1点目。飲み会という「場」での自分の立ち位置が毎回分からず、結果所在なくオロオロしてしまうから。
要は「会社内の飲み会」という場に馴染めず、気まずい思いをするからです。
私はもともとアルコール全般が体質的に全く受け付けないので、飲み会の場でもお酒は全く飲みません。結果、周りが飲んで盛り上がり始めるとすぐに取り残されてしまいます。
そこから飲み会終わるまでの時間といったらもう地獄地獄・・・まして2次会3次会なんて言われた日にゃ、、、テンション爆下がりです⤵⤵
2点目。パーソナルスペースに踏み込まれるかもと感じてしまうから、です。
幼少期から、必要以上に周りに心を開くことは少なかったモウカクですが、「自身の内面(パーソナルスペース)に踏み込まれたくない」という理由が大きかったように思います。
社内飲み会に参加すると、とにかくパーソナルスペースに踏み込まれたくないという気持ちが強くなります。普段社内で顔あわせてるんだからそれで充分でしょ?と思ってしまいます。
一方で、取引先と食事や飲みにいく機会も稀にありましたが、そこまで苦ではありませんでした。普段聞けない話を聞けたりしたのが案外楽しかった記憶があります。
HSS型HSPの性質の1つ、刺激を求める気質が表れていたのかもしれないですね。
目上の人にやたらと反発したくなる
これは・・・何なんですかね。自分でもよく分かっていません(苦笑)
ひとつ明確に言えるのは、「自分は偉いんだ、いうことを聞け」的な感じを全面に出している目上の人の言うことには絶対に従いたくないと強く感じることです。
そのコミュニティの中では偉いかもしれませんが、あくまでもそのコミュニティ内だけの話です。
そのコミュニティから外れたら、偉いとは限らないですよね。
「自分は偉い」オーラを全面に出している人は、大体この観点が抜け落ちているように感じます。
これは私なりの視点ですが、、、
本当にリスペクト出来る目上の人は、「最新の市場動向やコミュニティ内の価値観を理解しつつ、全体を俯瞰で観て状況判断出来る人」です。
こういうタイプの人は、時々の状況に応じて最適解を自ら探しに動くので傲慢になることも少ないです。
ただ、こんなタイプの人にはそうそう巡り合えないですよね。私も長年の社会人経験で2~3名しか知りません。
逆に言えば、モウカクは大多数の上司には反発したくなるタイプということです。これは社会人としてはなかなかに致命的ですね。。。
1つの仕事だけやっているとすぐに飽きる
これもHSS型HSPの性質からきているものと言えます。
HSS型HSP気質の特徴の1つとして、「好奇心旺盛で色々なことに興味が湧く」ということがありますが、この影響ではないかと考えています。
実体験で言えば、色々な業務に目移りしてしまい集中力が続きません。
興味がある仕事、好きな仕事だと、食事抜きであろうと何時間でも続けられるが、その逆は30分持てばいいほう。
結果、いつの間にか複数の仕事に手を付けていてどれも完了していないという、始末の悪いマルチタスクになってしまいがちです。。。
通勤電車(特に朝)が苦手
これは表題のタイトル通りですね。
もともと人込みがあまり好きではないので、もれなく通勤電車も不得手ということになります。
特に朝ですね。電車内で疲弊してしまって、会社に着くころにはエネルギーをほぼ使い果たしてしまっていました…
まとめ ~HSP気質は個性。受け入れてみよう~
ここまで、HSS型HSP気質をもつモウカクが、仕事上の場面で特に困ったことを7つご紹介しました。
いかがでしたでしょうか。何かしら少しでも参考になれば大変嬉しいです。
改めて振り返って考えてみましたが、、、
独立した今でも、上記ってほぼ変わらずに悩みの種ではあるんですよね (;’∀’)
クライアントさんと会話していて長話になることもありますし、相見積をとるのは相変わらず億劫。。。
ルーティン仕事はすぐに飽きるのも会社員時代と同様です。。。
そう考えると、HSPという人が本来持つ気質を変えるのはなかなか難しいと言わざるを得ません。
であれば、自分の持つHSP気質をまずは受け入れ、働き方や生活スタイルなどについて、自分自身が一番過ごしやすい、生きていきやすい形を模索していくのも1つの選択ではないでしょうか。
それでは今回はこの辺で。長々お付き合いくださり、有難うございました m(__)m
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