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続々・マイノリティな生き方で良いじゃないか!(完)

考え方・捉え方
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こんにちは。モウカクです。
本記事は前回までに引き続き、人生の大半をマイノリティ側で過ごしてきた私が感じたことのお話です。
今回は、周囲との違和感に長期間悩み続けてきた私が「マイノリティな生き方でも良いんだ!」という自分なりの結論に辿り着き、日々意識して過ごしている中で

モウカク
モウカク

自分の「好き」を認めて大事にするっていい事だな

ということに改めて気付かされた出来事があったので、そちらについて綴ってみたいと思います。
よろしければ最後までお付き合いください。それではいきましょう。

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「自己否定」から「自己受容」へと意識はするものの…

前回までの記事で、私自身がマイノリティ側で抱えてきた悩みについて以下の通り触れてきました。

●幼少期の頃から家族・同級生など周りの人達と興味・関心を持つ対象が少し違ってたこと。
●家族・同級生と会話をする毎に温度差・違和感を感じていたこと。
●物心ついた時からほとんどの選択がマイノリティ側に属していたこと。
●マジョリティ側の自分に違和感を感じるようになり、敢えてマイノリティ側の選択をするようになっていたこと。
●自身の選択が結果的に採用されなかったことで、「自分は周りとは違うんだ」「自分の考えや意見はこのコミュニティでは通用しないんだ」と考えるようになり、自己否定をするようになったこと。
●自己否定をし続けた結果、自分自身が嫌いになったこと。
●自分だけではなく、周囲の人の事も認めにくくなったこと。

まとめると、

「自分の思考・興味・関心・趣味嗜好に対して強烈な自我を持ちながら、周囲の声や意見を気にして自分の本心・本音を否定し続けた結果、自分という存在に愛着がありながら嫌悪感を持っている」

こんなねじれ現象が私自身の中で起こっていたことになります。
上記のような悩みを長期間にわたって抱え、自分自身と向き合って辿り着いた結論が冒頭にも書いた通り、「マイノリティな生き方でも良いんだ!」ということになります。

さて、今回の記事は以下からが本題。

モウカク
モウカク

・マイノリティな生き方で良いんだ!
・自分の好きを大事にして良いんだ!
・ありのままの自分で良いんだ!

私自身これらの事を意識して日々過ごすようにはしていますが、長年にわたって自己否定し続けてきた後遺症はそう簡単に治るものではありません(泣)いまだに毎日・毎時間のように

モウカク
モウカク

・自分はやっぱりおかしいんじゃないか?
・マジョリティ・マイノリティとかいう話ではなく、自分だけが別の世界線を見ているのではないか?
・自分はやはりどこからも認められないのではないか?

こんな考えに苛まれます。つくづく生きにくいなぁって感じてしまいますね。自分で選んで歩んできた道なので仕方ないのですが。そんな一進一退の日々を過ごしていた私に、

モウカク
モウカク

自分の「好き」を大事にするっていい事だな・・・

としみじみ感じさせてくれる出来事がありました。
何だったのか。次の項で掘り下げて書いていきたいと思います。

SNSでの投稿に感じた「好きなものへの応援表現」

何かというと、私自身が最近気になって応援しているアーティストである田原俊彦さん(トシちゃん)、梅谷心愛(こころ)さんを応援している方々のSNSの投稿を見た時です。

田原俊彦さん(トシちゃん)は殆どの方がご存知でしょう。1980年代から世代のスターとしてメディアで大活躍され、以降も精力的に音楽活動を行い、今年2024年には芸能生活45周年を迎えられています。
もう1人、梅谷心愛さんは令和の昭和歌謡少女として2023年にデビューされています。美空ひばりさんを尊敬している人に挙げていて、演歌・歌謡曲・ポップスなどを幅広く歌いこなし、近年では「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」(テレビ朝日)の出演でも知られています。

このお2人を応援し始めた頃から、お2人に関するSNS投稿を見る機会も増えていったのですが、、、
良い意味で驚いたのは、応援されている皆さんがとても楽しそうに投稿されているように感じたことです。
私は現在40代半ばを過ぎたところの年代ですが、お2人を応援している方々の多くが、私と同世代かまたは上の世代の方々だと推察しています。
ヘンな言い方かもしれませんが、皆さんがまるで無邪気な子供のように自分の好きなものを身体全体(投稿全体?)で表現される投稿を各所で見るたびに、「輝いて見えるな」「人生楽しんでいるんだな」と感じて羨ましくなりました。そして、「自分もこうありたい!」と強く思いもしました。

私自身、改めて振り返ると幼少期の頃から周囲に

・「中学生になったら●●な感じで過ごすべき」
・「高校生になったら▲▲な感じで過ごすべき」
・「大学生になったら■■な感じで・・・」
・「社会人になったら○○な感じで・・・」
・「結婚したら△△・・・」
・「30代を迎えたら□□・・・」
・「40代50代を迎えたら・・・」
・「老後は・・・」

上記のような内容をやたらと刷り込まれていた記憶があります。
これらを聞き続けた結果、私が得た認知は以下の内容でした。

モウカク
モウカク

・年齢を重ねる毎に自分の好きなことは我慢しなければいけない
・立派に年齢を重ねて周りに恥ずかしくない人間にならないといけない

前回の記事でも書きましたが、私は「●●しなさい」、「▲▲してはいけない」というような類の言葉を聞くと、「自分のことを認めてくれていない!」という認知が無意識的に働いたのか、そう言ってくる方々を素直に認めることが出来ずにいました。ただいつも最後には「周囲の言うように過ごしていくのが正解なのかもしれない」と自分を強引に納得させていました。モヤモヤを抱えたまま。

確かに年齢を重ねてくれば、色々と我慢や制限する場面が増えてくるのは体感として分かります。
家庭のこと、子供のこと、仕事のこと、親の介護、自身の将来など・・・対処せねばならない事案が増えてきますし、自分の好きなことだけやって過ごすわけにはなかなかいかないものです。

極端な物言いですが、数年前までの私は「年齢を重ねる毎に制限することが増えていって、人生つまらなくなっていくんだな」と認知していたような気がします。
上記で記載したような言葉を言われ続けていたこともありますし、結果的に勤めていた会社もかなりの体育会系といいますか昔気質といいますか・・・

・休みなんか無いと思え!
・仕事あるだけありがたいだろ!寝ても覚めても仕事のこと考えるもんだ‼

という感じの企業風土だったこともあり(苦笑)、「あぁ、この先はずっとこんな感じで徐々に楽しいことが減っていき、好きな事をすることもなくなるんだろうなあ…」と思っていました。(幸いなことに、奥さんと奥さんの方のご家族は自分を尊重してくれるタイプなので、それは大変助かりました)
今振り返れば、「大人になるってこういうこと」みたいな感じでヘンに達観していた感すらあります。

ですが。「自分らしい生き方、マイノリティな生き方でも良いじゃないか」と考えるようになってから。
自分の好きなものを思いきり好きと表現する。それって素晴らしいことだと考え直したのです。

●自分の好きなアーティストのCDやグッズが欲しいから、仕事や毎日を頑張って過ごす。
●自分の好きなアーティストのライブやイベントに行きたいから、仕事や毎日を頑張って過ごす。
●自分の好きなアーティストのライブに遠征したいから、仕事や毎日を頑張って過ごす。

これは、自分自身の人生の生きる目的・糧として十分過ぎるものだと思うのです。いやむしろ健全な姿だと言った方が良いような気すらします。他にも、

●世界各地・日本各地に旅行に行きたいから、仕事や毎日を頑張って過ごす。
●好きな服・アクセサリー・雑貨・本・ゲームソフトを買いたいから、仕事や毎日を頑張って過ごす。

これだって、仕事や毎日を頑張るための十分な理由です。こう考えると、私達は「何か自分自身が「楽しい・充実している」と思えるもののために日々を頑張って生きているんだな」と。当たり前のことなのかもしれませんが、トシちゃんや梅谷心愛さんを応援している方々のSNS投稿を見ていて、その事に改めて気付かされたのです。
もちろん、熱量を持って応援してくれるファンダムを生み出しているトシちゃんや梅谷心愛さんご本人の魅力が凄いということは前提だと思いますが。

まとめ 

以上、今回は長年マイノリティ側に立ち、周囲との違和感に長期間悩み続けてきた私が「自分の「好き」を大事にするって良い事だな…」と感じた出来事について綴ってきました。

改めて振り返ると、私は周囲の声を必要以上に真に受けすぎて「大人とは斯くあるべき」という自分自身が生み出した偶像に囚われ過ぎていたような気がします。
結果、その偶像を追い続けるうちに「年齢を重ねる毎に自分の楽しみは制限・封印して生きていかなければいけない」と曲解してしまったのだと思います。

でも、「マイノリティな生き方でも良い」と思えるようになってから。
年齢を重ねたって、自分自身の楽しみのために頑張ることだって必要だと思えるようになりました。いや、むしろ年齢を重ね自分自身で責任を持って持って行動出来る範疇が拡がったからこそ出来る楽しみだってあるはずなのです。
例えば、好きなアーティストのライブに何公演も通ったり遠征したりする、というのは自分自身で稼ぐようにならなければ出来ない楽しみだと思います。そう考えれば、世代や年齢は関係なく、多くの皆さんが自分自身の楽しみのために仕事や日々を頑張っているのだと思えるようになりました。

上記でも書きましたが、長い期間自分を否定し続けて過ごしてきた私。
「ありのままの自分で良い」という事を意識して日々過ごしてはいるものの、ふとしたきっかけで自己否定や猜疑心に苛まれることが未だにしょっちゅうあります。
そんな時に「自分の「好き」を大事に扱って良い」、「ありのままの自分で良い」という感覚に自信を持たせてくれるのが、トシちゃんや梅谷心愛さんを応援している皆さんがSNSで投稿されている表現なのです。

皆さんのSNSでの応援表現を見て、「人生にハリがあるって素敵だな」「良い事だな」「自分もこうありたいな」と感じて日々励みにさせてもらっています。この場を借りてお礼申し上げます。有難うございます m(__)m
これからも少しずつではありますが、「自分の「好き」を大事に扱える」「ありのままの自分を認められる」ように意識して日々を過ごしていきたいと思います!

それでは今回はこの辺で。長々お付き合いいただき有難うございました m(__)m

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