こんにちは。モウカクです。
今回はアルバイトにちなんだお話を書いてみたいと思います。
みなさん、アルバイトや派遣の募集で「イベント運営スタッフ」って良く見かけませんか?
そう、セミナー・講習・コンサート・野外イベント・入試・検定試験・模擬試験etc、日々行われている各種イベントのスタッフのことです。
イベント自体が1日単体で開催のものも多いので、いわゆる日勤業務として応募を考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。ただ、「イベントスタッフ」と言われても、どこかフワッとしていて具体的な業務がイメージしにくいかもしれません。
そこで!業界歴20年以上、各種イベント運営の主催・責任者として通算100件強のイベントに携わってきた管理人のモウカクが、
イベントスタッフ申し込んでみたけど、身だしなみに気を付ける事ってあるの?
服装ってどうしたら良いんだろう?
などのお悩みや、逆にこういう事をするとNG!ということなどについて、「主催者側が求めているのはこういうこと」というアプローチで諸々お伝えしていきたいと思います。以下を読んでいただけると、「イベントスタッフとして働く際の服装・身だしなみとして気をつけること」がより明確になるかと思います。是非、参考になさってみてください。
それではいきましょう!
イベントスタッフとして働く際の服装・身だしなみの留意点
それでは以下で、イベントスタッフとして働く際の身だしなみ・服装について気をつけるべき点について、いくつかポイントをお伝えしていきたいと思います。
頭髪
男性・女性ともに、清潔感のあるヘアスタイルを心がけるようにしましょう。
男性であればショートヘアー、前髪が目にかからない程度の長さだと好印象を与えやすいと思います。
女性でロングヘアーの方の場合、束ねれらた方が無難かもしれません。
ヘアワックスを使用する場合は、無香料または微香性のものを使用するようにしましょう。
服装
男性・女性ともに原則スーツスタイルが望ましいです。
ただし、イベントの性質によってはその限りではありません。イベント主催者からの指示がある場合は必ずその指示に従うようにしましょう。
静穏性の高いイベント(入学試験・検定試験・講習・セミナーなど)の場合は、学術的なイベントである場合が多く、来場者も緊張感をおってイベントに臨むことになるため、スーツスタイルが望ましいです。
静穏性の低いイベント(コンサート・野外フェス・コミックマーケットなど)の場合も、原則はスーツスタイルが望ましいですが、開催されるイベントの性質によってはその限りではありません。イベント主催者からの指示がある場合は必ずその指示に従うようにしましょう。
また、いずれの場合も自身で判断がつかない場合はイベント主催者に連絡し、確認をとるようにしてください。
靴
靴は革靴、動きやすいものが基本です。
静穏性の強いイベント(試験、講習、セミナーなど)では、ソールの音が鳴るタイプやヒールは止めた方がよいです。(来場者からのクレームに繋がる可能性があるため)
過去に私が実際に遭遇したスタッフでこんな方がいました。
この時はセミナー形式のイベント(若年層向け)でした。当日、進行役のスタッフとして来た女性の1人が、ハイヒールでやってきたことがありました。
上記で記載した通り、セミナー・講習形式のイベントや模試・試験などのイベントだと、参加者には集中しやすい静かな環境を用意する必要があります。スタッフの物音、足音などが参加者の集中力に影響を及ぼす可能性があるからです。
スタッフには当日服装として「足音が鳴りにくい靴」という指定をしていましたが、その方は
自分はスタッフとしての威厳を示すにはこのスタイルが必要だと思います!
との自己主張を続けるだけで、主催者であるこちら側の意見を聴く様子はありませんでした。
結局この時は配置変えも出来なかったため、このスタッフには極力足音を立てないよう注意したうえでそのまま進行することにしましたが、結果、セミナー参加者数名より「足音が不快」とのお叱りを受けることとなりました。
イベント参加者からのクレームは、イベント自体の信用低下に直結します。この辺りは十分に頭に入れて臨んで欲しいと思います。
その他
女性の方でたまにいらっしゃるのが、香水をつけてこられる方です。
主催者側の経験者の立場から言わせてもらうと、香水は付ける必要がないなら付けない方が望ましいです。
どうしても付ける必要がある場合は、無香料または微香性のものに留めるようにしましょう。
(イベント来場者の中には匂い・香りに敏感な方もいらっしゃる可能性があります。その方が不快に感じてしまった場合、クレームに繋がる可能性があるためです)
まとめ
いかがでしょうか。
今回は「イベントスタッフとして働く際の服装・身だしなみとして気をつけること」についてご紹介しました。
アルバイトや派遣として、イベントスタッフ業務を検討される方は比較的多い傾向があります。募集形態がアルバイト・派遣ということで、気軽に申込されるケースも多いと思います。
ですがイベント主催者側からすると、イベントスタッフとして採用と決めた時点で契約期間中はプロフェッショナルとして扱わせていただくことになります。イベントのイメージを担う一員になるのだという意識をもって、身だしなみ・服装については上記で記載した点に留意して業務に臨んでいただきたいと思います。
最後に。
イベントスタッフの仕事は、業務のポジションによって業務の内容および主催者に求められる能力、タイプはかなり変わってきます。もし皆さんがイベントスタッフの仕事に少しでも関心を持ち、アルバイト・派遣での就労を検討しているようでしたら、ぜひ積極的にチャレンジしてみてください。イベント終了時には「このイベントに関われたんだ!」という、高揚感、達成感を感じることが出来ると思います!
では今回はこの辺で。長々お付き合いいただき、有難うございました m(__)m
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