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≪体験談 Vol.3≫新規顧客宛の電話営業担当になり、約1,500件の顧客リストを作成して、ひたすら電話かけまくってた話③

目標達成・苦手克服
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こんにちは。モウカクです。
引き続き記事を見てくださり。ありがとうございます!

前回の記事(体験談②)が気になるよ、っていう方は以下よりどうぞ ↓↓↓

前回に引き続き、電話営業体験談です。よろしければお付き合いください。

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なにはともあれ、無事に初日を乗り切ったモウカク。翌日への活路を見出し、晴々とした気持ちで帰路につきます。

・・・が。
翌朝。曇り。

モウカク
モウカク

あぁ~まさに今の自分の心境を表してるわ~~。会社行きたくね~。なんで1日中苦手な電話しなきゃならないんだ!? こんな曇りの日は家に籠って、好きな事してた方がよっぽどいいよな~。会社休もうかな・・・・

昨日の帰りの晴々しい気持ちはどこへやら・・・
またもやネガティブマインド全開の朝を迎えていました(苦笑)
昨日と何ら変わらない鬱屈とした気持ちで重い足取りを会社へ向けたのです・・・

出社後も鬱々とした気持ちは晴れないまま、ぼんやりとパソコンを眺めていました。
しかも!その日は奥から殺気が飛んでくることもない(上司が出張で1日不在)のです。
これはサボれる・・・悪魔のささやきが何度も聞こえてきました。

しかし。どうせ翌日には進捗を聞かれるのです。進捗が滞っていたら何を言われることやら・・・
さらに。全件断られているとはいえ、昨日約30件の営業電話を掛けた経験値があります。
ほんの少し、営業電話で断られる耐性がついていた私は、サボりと上司からの叱責とを天秤にかけ、電話することを選んだのです。

もし、前日電話掛けをしていなかったら?
もし、前日(営業電話初日)に上司が不在でいなかったら?
もしかしたら、サボるという選択肢を選んでしまっていたかもしれません。

その意味では、何事においても経験値というのは自分の行動選択を前向きにしてくれるものでもあるなあ、と強く思います。
こんな感じでネガティブマインド全開だったところを何とか行動に切り替えることが出来た(今は経験値のおかげだと明確に分かります)モウカク、なんやかんやで1週間の営業電話掛け期間を駆け抜けました(切り抜けた?やり過ごした??)

1週間の営業電話期間終了! 結果は・・・

結果はこんな感じです。

営業電話 結果

≪電話総数≫
 約550件
≪良い反応が返ってきた件数≫
 3件(いずれも「資料送っておいて。担当者に渡すから」という感じでした。)
≪レスポンス率≫
 約0.5%
≪2日目以降の平均電話件数≫
 約85件
≪顧客反応例≫
 「ウチ間に合ってるから。」
 「今忙しいから。」
 「営業電話ならお断り。」
 「ご苦労様。ウチには必要ないな。もう掛けてこなくていいよ。」
 「担当者不在なので・・・」
 「…。ガチャ。」(こちらが名乗って用件伝えても無言。その後に電話切られる。)
 「ガチャ!」(名乗ってる途中で電話切られる。)

いやいやいや。
550件? 全体の約3分の1じゃん?
後1,000件はどこにいったの?? エラそうに語ってるけど、出来てないじゃん!!
こんなツッコミが全方向から聞こえてきそうですが・・・

これがリアルです! 開き直ってるように見えるかもですが、当時のモウカクなりに全力で向き合った結果がこの実績でした。
「1週間で1,500件掛け終わった!」なんていう超人ではなく、上司からの業務ノルマを3分の1しかこなせない、凡人以下だったワケです。
まぁ、今改めて考えても「1週間で1,500件の営業電話掛けろ」とのノルマを課されて、実際に達成できる人って、かなり限られると思います。電話という行為に抵抗がなく、かつ、結果うんぬん関係なく機械的に電話掛けをすることが出来る人、とかになるのではないかと・・・(コールセンター業務やってる方とかにいるかもしれないですね。)

あと、「レスポンス率0.5%」と書くと、やる意味あったの?と思われるかもしれません。
これですが、企業がDM(ダイレクトメール)送付したことによるレスポンス率の平均は約1%と言われています。よって、DMと同意義の販促手法である営業電話のレスポンス率としては、想定範囲の数値のように感じます。(コストパフォーマンス、タイムパフォーマンスの面でどうなんだ、という問題はありますが・・・)

…話を戻しましょう。
とにかく、結果を上司に報告せねばなりません。
どうなったかって? めっちゃくっちゃ怒られましたよ・・・

モウカク
モウカク

上長。電話営業の件、ご報告ですが・・・

上司
上司

おう、どうだ。終わったか?反応どれくらいあった?

モウカク
モウカク

はい、件数550件、反応あった・・・・

上司
上司

あ!?

レスポンス率を報告する間もなく、ドスの効いた声で一喝。一瞬にして凍り付く空気・・・
さながら、場面はオフィスから取調室、立場は上司と部下から刑事と容疑者へ・・・

上司刑事
上司刑事

550件だと!? あとの件数はどうした?

モウカク容疑者
モウカク容疑者

あ、いえ・・・あの・・・

上司刑事
上司刑事

なんだ!!!

モウカク容疑者
モウカク容疑者

電話掛けてないです・・・・・・すみません・・・

消え入りそうな声で謝るのがやっとでした。そして、この当時はなぜここまで怒られているのかが理解できてなかったのです。
なぜ報告しているのに怒られるんだ? 怪訝に思いました。
それが顔に出ていたのでしょう。さらに刑事の怒りに火を注ぐことになります。

上司刑事
上司刑事

なんだ、その不満そうな顔は? 文句あるなら言ってみろ!!!

モウカク容疑者
モウカク容疑者

あ、はい。納期日数が過ぎたので結果報告してるのですが、なぜ怒られるのかと…

こんな時だけバカ正直に供述する容疑者。

上司刑事
上司刑事

馬鹿野郎!納期までにノルマ終わらないなら、事前に進捗報告と相談するのが当たり前だろう!! そんな基本的なことも出来ないのか!!!

・・・しまった。その通りだ。
当時の私は、営業電話をする事に気を取られ過ぎていました。納期期間内はとにかく営業電話を乗り切らなければいけない、そんな考えで頭がいっぱいでした。その一方で、進捗報告や納期に間に合わない場合の相談など、社会人の基礎である報連相を完全に怠っていたのです。
(今考えれば、当時上司は納期期間の業務の進め方全体を学ばせたかったのだろうな、と思います。感謝ですね

もはや何も言えなくなってしまった私は、上司からの怒号を浴び続けることに。。。
説教くらうことおよそ約40分。結果的に、

納期:新たに1か月間(厳守)
対象:リストに載せた1,500件全部(必須)
レスポンス件数:30件(目標)

と、業務ノルマが再設定されたのです・・・
というワケで、営業電話との長い闘いはまだまだ続くことになります・・・

キレが良いので、今回はここまでとしましょう。続きは次回
それでは今回も長々お付き合いいただき、ありがとうございました m(__)m

前回までの体験談記事に興味あるよっていう方は、以下よりご覧ください。

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