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誰にでも失敗はある! モウカクの失敗談シリーズ Vol.3

目標達成・苦手克服
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こんには。モウカクです。
今回は久しぶりに、モウカクの過去の失敗談をご紹介したいと思います。
もしご興味あれば気楽に読んでいただき、「こんなんでも何とかやっていけるんだな」と少しでも前向きな気持ちになってもらえるならば大変うれしいです。よろしければ最後までお付き合いください。

それでは以下でご紹介していきます!

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出張先でまさかの展開に・・・

今回の話は、前回の失敗談と同じくモウカクが社会人デビューから数年経ち、営業部署に配属されていた時の事です。営業部に配置換えとなり、徐々に慣れ始めた頃ですね・・・(嗚呼、懐かしい。。。)
当時所属していた会社は、顧客宛に事前アポイントをとってからの訪問営業がメインのスタイルでした。そして訪問先は近隣県の顧客に及んだため、日帰出張となることもしばしばありました。
以下でご紹介するのは、そんな近隣県への日帰出張をしたときのお話です・・・

私が担当していた顧客A社とのアポイントがとれ、既存商品の使用状況ヒアリングと新商品紹介を目的として、2つ隣の県にある顧客に訪問することになったモウカク。
訪問時間は17時から約1時間の予定。A社近隣にある顧客・取引先のアポイントをいくつか入れて、朝から直行で向かうことになりました。会社には社用車はあったものの同僚社員の先約が入っており、公共交通機関(電車・新幹線)で向かったのです。

…というワケで、訪問先に到着したモウカク。
他の顧客・取引先のアポを終えて、ほぼ予定時刻通りにA社担当者との商談に入ります。商談自体はスムーズに進み、そろそろ引き揚げるタイミングを見計らっていた時でした。A社担当者の一言から事態は思わぬ方向へと向かうことになります・・・

モウカク
モウカク

今日はお忙しいところ、お時間いただき有難うございました。
この辺でそろそろ…

A社担当者
A社担当者

モウカクさん。
この後少し、一緒に(食事)どうですか?

モウカク
モウカク

⁉(どうしよう…)

先方からの思わぬ誘いに面食らった私。
元来、アルコールが苦手なので飲み会などの席が全くの不得意です。会社内の飲み会でさえ憂鬱で断る理由を探してしまうような人間です。当然ながら自分から接待の場を設けようという機転など全く持ち合わせていません。
(そんな気質の人間がなんで営業やってたの?というツッコミはなしということで…)
また、当時の会社方針では顧客との交際接待は関係性に応じて各営業担当者に一任する、というスタンスでした。

本音を言えばすごく断りたかったです。憂鬱でした。
ただ、A社との関係は良好でしたし、当日の商談では新商品に手応えを感じたこともあり、このタイミングでの誘いを自己都合で断るのは良くないだろう、とも考えました。
1時間~1時間半ほどで終わるだろうし、その後で公共交通機関(電車・新幹線)に乗れば、何とか終電なくなる前には家に帰り着くだろう。そんなシミュレートを頭の中で駆け巡らせました。。。
そしてその結果・・・

モウカク
モウカク

はい。わかりました!!
すみません、お誘い頂いてしまって…

自己都合と会社の未来を天秤にかけ、会社組織に殉じたモウカク。(とか書いちゃってますが、営業経験のある皆さんはほぼ全員後者を選択すると思ってます(苦笑))
ここまではまだ良かったのです。ここまでは。

いざ飲食が始まると・・・盛り上がること盛り上がること。
1時間から1時間半くらいという当初のシミュレートなどどこへやら、A社担当者と随分盛り上がったのでした。(アルコールや飲みの席が不得手ではあるのですが、行けばそれなりに順応しようとする性分だったりします)
気付けば、開始から3時間近く、時刻は午後10時になろうかというところでした。

A社担当者
A社担当者

モウカクさん、今日は大変楽しかったです。
またこちらに来る際は是非お声がけくださいね!

モウカク
モウカク

はい!こちらこそ有難うございました。
それでは失礼します‼

威勢よく挨拶して帰路に着くモウカク。この数刻後に青ざめることになるとは知らずに。
いざ電車に乗って帰ろうと時刻表を調べた時、ようやく事態を飲み込みます。

モウカク
モウカク

終電に間に合わない…!
家に帰れないぞ・・・??

そうなんです。A社の最寄り駅からは電車は動いていたのですが、モウカクの自宅まで辿り着くまでには途中で終電を過ぎてしまう状態だったのです。
「じゃあ近くまで乗ってあとは自力で帰ればいいじゃねーか」といった声も聞こえてきそうですが、どう調べても当時の自宅があった県に電車で戻ることは不可能な状態でした。

ヤバい。どうしよう・・・
一応会社には状況報告しようと思い、会社に電話を入れましたが応答はありません。皆帰った後だったのです。
当時は今のようにSNSが普及していませんし、上司や同僚の個人連絡先に連絡入れること自体、今よりは憚られる時代でした。
自分が捲いた種で窮地に陥ってしまった私。
この状況を解決するにはどうすべきだろうか・・・? 思案することだいたい15分くらいでしたでしょうか。
衝撃の迷案を閃いてしまうのです。

モウカク
モウカク

そうだ!タクシーで帰れば良いんだ‼

というワケで、素晴らしい迷案を閃いてしまった当時のモウカクくん。
意気揚々と駅のターミナルでタクシーを捕まえ、2つ隣の県であるモウカクの自宅までの乗車を依頼したのでした。
確か時間にして約4時間、料金は55,000円くらいだったかな。。。

乗せていただいたタクシーの運転手さん、その節は大変お世話になりました m(__)m。 無茶を言ってご迷惑をお掛けしました。(ちなみに乗せていただいた運転手の方はとても良い方で助かりました。行先を伝えた時は一瞬空気が固まったような記憶がありますが・・・)

そして翌朝。(というか帰ったのが日付変わっていたので当日の朝、ですかね…)
前日の出張に関する営業報告と旅費・交際接待費の精算報告をまとめ、上司に提出した私。前日の経緯もあって寝不足でしたが、すぐに目が覚めることになります。

数刻後。強面で有名だった当時の上司の怒号がオフィス内に響き渡ります。

強面上司
強面上司

モウカク!すぐにこっちに来い‼‼

モウカク
モウカク

あ、はい・・・
どうかしましたか??

強面上司
強面上司

どうかしましたかじゃねぇ!!
この旅費のタクシー代は一体どういうことだ!?

モウカク
モウカク

あ、はい。
昨日の訪問先A社の担当者から飲食に誘われまして…
時間がおしてしまい、電車に間に合わなかったので
やむを得ずタクシーを使って帰ってきました。

強面上司
強面上司

バカかお前は!!
顧客との会食は別に構わん。時間がおす事だってある。
だったら、近くのホテルに泊まって朝帰ってくればいいだろうが!!!

モウカク
モウカク

あ・・・!!

体全体に寒気が走ったのが分かりました。
そうです。当時の私は焦るあまり、どうにかしてその日のうちに家に帰る方法しか考えてなかったのです。当日は平日でしたし、ホテルの空きはおそらくあったでしょう。
自分に余裕がなくなると思考の視野も狭くなるんだと痛感した、遠き日の記憶です。。。

今回のやらかし まとめ

ここでやらかしの顛末を改めて説明しましょう。モウカクがやらかしたのは以下の内容です。

今回のやらかし

モウカクが訪問営業で近隣県の訪問先へ行った際、急遽の会食予定が入ったことにより、その日のうちに自宅へ帰ることが難しい状況になった。
この時、自身の状況と費用対効果などを冷静に考えて行動(ホテルに宿泊し翌朝に帰る)すべきだったが、「その日のうちに帰らなければならない」との思い込みから「その日に帰ることが出来る方法」だけで考えてしまった。結果、旅費が大幅に膨らんでしまうこととなった。

改めて書いてみても、かなりのポンコツっぷりを発揮してしまっています。当時の上司は怖かったけど、ホントよくクビにならなかったよなぁ・・・

この経験から私が学んだこと。
予想外や不測の事態が発生した時、ピンチを迎えた時ほど「一旦落ち着いて冷静に考える」。
これです。
「そんなの当たり前でしょ」みたいなことを書いているように思うかもしれませんが、いざ不測の事態に対峙するとビックリするくらい思考の視野が狭くなります。そしてその状態で判断を下してしますと往々にして大やけどに繋がってしまう、という事をこの経験から痛感しました。。。

ちなみに後日談ですが、帰宅時に使用したタクシー代は経費としては認められず自腹で払う羽目になりました。
当時はかなりショックを受けて凹んだのを覚えています。
後々になって、会社規則を読み直してみた時に、「旅費・交通費・宿泊費はその経路、ルートが適切だと認められる場合に支給」という旨が書いてありました。
まぁ会社側からすれば宿泊して帰ってくれば良い話なので、認められるワケがないですよね。。。社内規則をちゃんと確認していなかった私が悪かったのです。皆さん社内規則、ちゃんと確認した方が良いですよ。

こんなどうしようもない経験をもっているモウカクですが、今日も元気に過ごしています。
だから皆さんも大丈夫です。引き続き、前向きに頑張っていきましょう!!

というわけで今回はこの辺で。長々お付き合いいただき有難うございました m(__)m

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